2016年12月3日土曜日

              

関東ふれあいの道(神奈川)『No.07大磯・高麗山のみち』


2016/12/03(土)

千葉県No.15コース以来、実に3年ぶりに太平洋の砂浜を踏むことになった。
山から海へ、神奈川県コースもいよいよ後半。
関東ふれあいの道としても終盤に差し掛かってきた。

コースとしては海岸線沿いを歩いたのちに高麗山に登り、景色の変化の多いバリエーションに富んだ道だ。
東海道の歴史なども追憶したり、上手く景勝地を繋いでいる。


















城山公園前バス停から国道1号を西に進む。
連絡コースは写真の右手から来たが、このまま直進する。
途中にある旧吉田邸を見学できるが、まだ開いていなかった。
















国道を左に逸れ、路地裏を進むと、行く手にバイパス道の高架橋のその先に海が見える!


















海だー!



















渚に波が寄せては返している。
正真正銘の海だ。
茨城、栃木、群馬、埼玉、東京と山を巡ってきて……本当に長かった。
ここからは関東ふれあいの道の終わりまで海のコース。
最終章だ。














ここは小淘綾の浜と云うらしい。
西の彼方に見えるのは箱根山だろうか。

















浜に出る手前の小さな広場からバイパス道沿いの自転車道に入る。
海を見ながら車が疾走していくのを見下ろす爽快な道だ。

















振り向けば箱根山が見える。



















自転車道の途中からでも2箇所で砂浜に降りられる。


















自転車道を離れると再び国道1号に出てくる。
ここは旧東海道の松並木の残っているところで、往時の雰囲気を味わうことができる。
素晴らしい。

さて、コースはここから高麗山に向かうのだが、鴨立庵に少し寄り道してみよう。














国道1号を東に直進すると鴨立庵がある。
日本三大俳諧道場と云われるほど昔から俳人の集まるところであったという。
木造、茅葺屋根の小さく素朴な建物がいくつかあり、確かに静かに句を詠むには良いところだ。
















コースに戻る。
東海道線を潜るのに地下道を歩くようだ。

















住宅地を抜けていくと高麗山が近付いてくる。


















やがて山道に入る。
緩やかな九十九折を軽快に上っていく。

















この辺りではまだ紅葉が楽しめるようだ。

























難なく湘南平に到着。
展望台があったので上ってみると、素晴らしい景色が広がる。
相模湾の海岸線を見下ろす。
湘南平にあるTV塔がチェックポイントになっているので、展望台から撮った。
























大山。



















富士山。



















箱根山。



















360度の大パノラマだ。
飛び込んでくる景色も最高に美しい。
こんな低山なのに何だか凄く得をした気分だ。
ここでコーヒーを1杯飲んだ。
湘南平には自販機も売店もあるのでわざわざ持参する必要もなかったな。














湘南平を後にして山道を少し歩くと浅間山に着く。
浅間社があったので参拝してきた。

















以降はしばらく歩きやすいなだらかな道が続く。
市街地に佇む低山の割に自然林が豊かで、本当に気持ちのいいハイキングができる。

















八俵山を通過する。



















間もなく高麗山に着く。
楽な縦走だった。
高麗山は名の通り高麗人に縁のある山らしい。
















高麗山からは一転してやや急な坂を下っていく。
これは湘南平から登った方が絶対楽だ。

















高来神社に降りてきた。
参拝して先へ進む。


















市街地へ出て、再び東海道線を潜る。


















花水川沿いに歩いていくとやがて橋が見えてくる。


















橋を渡り、交差点を右折して少しすると西海岸バス停がある。
ここをゴールにして、続けて連絡コースを歩く。
         

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