2016年12月24日土曜日

              

関東ふれあいの道(神奈川)『No.03荒崎・潮騒のみち』

2016/12/24(土)

漁港と岩礁や砂浜を歩く。
岩礁を歩くというユニークなコースで、関東ふれあいの道の中でも最も面白いコースの一つだと言える。
轟音を立てて岩に飛沫を弾けさせる豪快な波に圧倒される。
まさしく潮騒の道だ。





















出発してすぐに荒崎交差点で国道を離れる。


















住宅街に入ると右手に冨浦公園がある。
展望も良く、休憩の適地だ。

















出発してしばらくはあまり面白くない。
正面に富士山が見えてくる。

















ようやく長井漁港に入り、景色としても面白くなる。
漁師たちが港で作業している姿は普段あまり目にすることはないだけに新鮮に映る。
富士山の眺望も良い。
















長井水産の直売所の脇を通る。
中を覗いてみると新鮮な魚が並んでいてそれだけでも面白い。
(歩きなので買って帰るわけにはいかないが)
つみれ汁なんかも提供しているようだ。
ここで朝食でも良かったかな?














しばらく漁港の風景が続く。
良い雰囲気だ。


















荒崎に近付くと徐々に岩礁がちの雰囲気になってくる。


















岩礁・砂浜・富士山。
まるで日本画のような美しい風景だ。

















荒崎公園に到着。
凄いところだ!
あの海に突き出た岬が城山だろうか。
行ってみよう。
























うおー!凄い景色だ!
城山の展望台の先から海を望む。
海の深い青色、これこそ真の岩群青色と云うのだろうな。
それから岩礁に当たって砕ける真っ白な飛沫、遠くに望む富士山、絶え間なく響く潮騒の音色。
景色が五感に飛び込んでくるような迫力だ。
ここでコーヒーを飲みながら朝食にした。
うーん、こんなに野趣に富んだ景色を見ながらのコーヒーはまた格別だ。



















波で風化して露出した地層。
これにも圧倒される。
自然の積み重ねてきた時の結晶。
凄い。
















これから歩く岩礁の方を見てみる。
それにしても今日は結構波が高いのではないか。
大丈夫だろうか。
















城山の付け根に「どんどん引き」という小さな入り江がある。
干潮時に潮がどんどん引いていくことが由来だろうか。
















海蝕洞だ。
人工的に彫られた洞穴のようだが、自然に出来たものらしい。
うーむ、凄い。
















公園を歩いていくと、遊歩道はここまでで、ここから先は岩礁伝いに歩くようだ。
よし、ワクワクしてきたぞ。
















何て道だ!
こんな波の飛沫を直に浴びるようなところに道を作るとは!
これは楽しいぞ。
早速弁天島が見えてくる。
これがチェックポイントのようなので、ここで写真を撮った。






















おお!この天然の海蝕洞トンネルを潜るのか!
これは男の子なんかは大はしゃぎだろうな。
ここにいい歳した大人ではしゃいでる人も居るが。
















岩礁の合間に小さな砂浜も歩いたりする。
何だか子供の頃に読んだ無人島の冒険記のようで本当に楽しい。
童心に返るとはこのことだろう。
















弁天島を振り返る。
この岩礁の苔は景色に彩りを加えていて良いのだが、とても滑りやすい。
一度見事に尻餅をついてしまった。
























別荘のプライベートビーチのようなところから階段を上り、一度海岸から離れる。

















階段を下りた先が少し分かりにくい。
少し舗装道を歩いて小さな漁港の小屋の裏手からあまり歩かれて居ないような踏み跡から再び海岸に出る。
海岸に出ると先ほどとは少し違った雰囲気で、穏やかな岩礁の砂浜を歩いていく。
海鵜が餌を啄ばんでいるのが間近で見れたりして、ここもなかなか楽しい。














砂浜から再び岩礁地帯に戻る。



















和田・長浜海岸に出てくる。
このあとしばらく砂浜を歩く。


















海岸を抜けると再び住宅地になる。
途中、円徳寺があるので参拝した。


















再び国道に出てくると矢作入口バス停があるので、そこでゴールとした。


















このあと連絡コースを歩いて油壷まで行ったのだが、実はこの連絡コース、少し特殊でとある事情で省略されたNo.2コースを一部に含んでいる。
今回は準備を少し怠ったために正しいルートが分からず現地で散々迷った挙句に一部ルートミスして油壷に着いた。
ので、このコースは次回歩きなおそうと思う。
         

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