2013年12月29日日曜日

              

関東ふれあいの道(茨城)『No.10筑波山頂めぐりのみち』

2013/12/29(日)

筑波山を下る。
本来楽なコースのはずだが、薬王院のあたりでコースを見失いかなり迷ったので疲れた。














筑波山京成ホテルに一泊して、朝食を食べてチェックアウト。
つつじヶ丘からロープウェイで再び筑波山女体山に登る。
南側の筑波連山の向こうに朝日に照らされた霞ケ浦が見える。










今日は富士山もよく見えた。
最高の天気だ。














女体山から歩いて御幸ヶ原に到着。















店の裏手に回ると写真のような下りの階段がひっそりと存在する。
「筑波山ユースホテル」と書かれた標識もある。
ここからスタート。












急な下り坂に霜が降りて凍結している。
滑って転んだら尻餅をついて痛そうなので慎重に。
クマザサが道の両脇を占める。
個人的な感想だが、裏筑波はクマザサがかなり多い気がする。










夏は木々の枝葉が鬱蒼としていそうな道だが、冬は写真のように枯れ木の合間から青空が覗く。
冬のこういう風景も好きだ。












道を下っていくと、小さな広場に「カタクリ」の解説板がある。
ここがチェックポイント。













尚もぐんぐん坂を下ると、再び小さな広場に着く。
どうやらここまでは自動車で来ることが出来、登山道入口になっているようだ。
ここが筑波山ユースホテル跡地だろうか。
一度どんな建物だったのか見てみたかったが。










ということで道は幅広の舗装道になる。















さてユースホテル跡地から下るとすぐにNo.9との分岐点に着く。
No.10はまだ序盤なのにこんなに早くNo.9との分岐点が現れ、しかもまだまだ下りが続きそうである。
No.9コースはこの下った分をそのまま再び登って来るわけなので、これには結構ゲンナリとした。
このコース構成はどうにかならなかったのだろうか。
ちなみにNo.10、No.9、No.8と3回も筑波連山を一々下っては登り返すので、筑波連山をそのまま縦走していった方が気分的には楽なのではと思えるほどだ。


さて、更に下ったその先に男の川の流れが現れる。
清流の音と鳥の囀りやキツツキの木を叩く音が混然となって非常に野趣に溢れている。
水は冷たく、岩肌には小さな氷柱がついている。

















さてコースを少し外れて男の川沿いの獣道を登っていくと大滝不動がある。
神聖な雰囲気だ。参拝した。













さてコースに戻り坂を下ると丁字路になる。
「この先全面通行止め」と不安になる看板があるが、ここは左折する。













するとしばらくは等高線に沿った平坦な歩きやすい道になる。
数組のハイキング客とすれ違う。
ここでは人が逆から来るなら道は通じているのだと安心していた。











路傍の小さな広場に案内板と解説板があった。
この広場の岩はNo.9のチェックポイントなので今回は撮影はせず通り過ぎた。













尚も起伏の少ない道を歩く。















丁字路に突き当たるが、左側は未舗装。
右折して坂を下るのがコースなのだが……
うう……ついに通行止めのバリケードが。
しかし幸いにも年末でまず間違いなく休工中であり、重機の出入りはないだろう。
もちろん崖崩れなどの危険が確認出来れば引き返すつもりで、ここは失礼ながらバリケードを乗り越えてコースのトレースを続行させてもらった。
当然、何かあれば自己責任だが、それは山を歩く以上どこであっても同じことだ。





工事区間はやはり休工中であったが、後ろめたさもあって早々と通り抜けた。(工事通行止めに法的な拘束力はないはずだが、工事中にも関わらず無視して突破して工事を妨害したりその行為によって危険を誘発した場合は別だ)
工事の内容は舗装改良だったようだ。
一部舗装が剥がされていた。









工事区間を通り過ぎるとすぐに丁字路に突き当たり、写真のような標識がある。
「酒寄駅」が直進を指しているがこれは左の間違いで、直進する道はない。
コースは左折して酒寄駅に向かい、薬王院には後で別の場所から寄るのだが、自分はここで薬王院へと分岐するのだと勘違いして右折してしまった。
実際には標識の通り薬王院にはここからもたどり着けるのだが。(というか後の分岐から薬王院に向かうよりもここからのアプローチの方が全然楽だ)




というわけで間違った道をそのまま歩き薬王院に一足早くたどり着いた。
こちらからだと緩やかな坂を下っていく道で歩きやすかった。
途中に「薬王院コース」と呼ばれる筑波山山頂への登山道の一つが分岐しており、御幸ヶ原コースよりも険しいとも聞く。
写真は薬王院の立派な山門だ。








かなり急な石段を登らされる。
参拝にきた家族が居たのだが、この石段に苦戦していた。













薬王院本堂。
木造の壁と歩廊、大きくせり出した屋根と向拝が堂々とした佇まいで、趣深い。













本堂の隣には三重塔が。
これまた素晴らしいものだ。
山門や本堂、三重塔も古さを感じさせつつもよくこんなに状態よく残っているものだ。
大事にされてきたのだろう。
















さて、先ほどの丁字路に戻ってきた。
コースに復帰する。














この先しばらくはみかんの栽培地の間を抜けていく。
筑波山中腹はみかんの栽培が盛んで、冬季寒暖の逆転現象のためなのだと言う。
万葉集の歌人占部広方の

橘の下吹く風の香ぐはしき
筑波の山を恋ひずあらかも

の歌にもあるように、みかんの良い香りが風に乗って吹き抜ける。
冬に歩いても実りを感じられる心地よい道だ。



みかん園の合間を抜けていくと筑波山の麓も見えてくる。














さてみかん園を抜け、ゴールまであと少しというところでコースを見失った。
が、写真の標識を見つけ、ここから薬王院に向かうのが正規コース(往復して戻ってくるが)だと分かったので、とりあえず再び薬王院に向かった。










ここから薬王院への道はかなりの急坂を上ることになり、かなり疲れる。
なお、標識で「近道」と書かれた道も分岐しているが、この急坂以上に険しく危険そうな石段なので止めた方が良さそうだ。











薬王院から再びコースに復帰しようとするが、尚も道が分からない。
調整池のような場所に出てきてしまった。
この道も違うようだ。
何度も地図を確認しながら首を捻る。











しばらくウロウロしているとようやく写真の標識を見つけた。
どうやら新道が出来て旧道との分岐に標識がないために迷わされていたらしい。
みかん園を出たら二つ目の三叉路を左に行くのが正解のようだ。










その先も写真のように標識が壊れていたり、標識がなかったりしてとにかくこの辺りは迷いやすい。
地図と睨めっこしながら慎重に進む必要があるようだ。











写真のような水路が脇に流れる道を歩く。















神社があったが素通りした。














やがて丁字路にぶつかるが標識はない。
ここは右折してすぐに左折。
すると間もなくゴールの酒寄駅がある。













ゴール。
ここが筑波鉄道酒寄駅なのだが、わずかに盛土が確認できるだけで駅だった痕跡はほとんどない。
案内板はあった。











後ろを振り返るとついさっきまで山頂に居た筑波山が見えた。
北側から見ているので南側から見ていたときとは双耳峯の左右が逆になっている。












さて、周囲にはバス停などはないので県道41号を歩いてつくバスの筑波山口バス停に向かって歩く。
いつの間にか桜川市に入っていたようだ。
つくば市に帰って来た。
途中の喫茶店で遅めの昼食をとった。










途中からりんりんロードに合流する。
歩きやすくて良い。














りんりんロードを歩いているとイタチに出くわした。
写真で見えるだろうか。
中央付近にこちらを振り返って見ているイタチがいる。
臆病なようで、こちらをしばらく警戒したあと穴に潜ってしまい、その穴から顔を出してまだしばらくこちらを警戒していた。








真っ直ぐな道をゴール地点から4km程も歩く。















筑波山口バス停に到着。
ちょうどバスが来ていたので乗り込んで帰路に就いた。
なお、桜川市からつくば市に入ったところの県道41号沿いにつくタクの停留所もあるはずだが、予約も必要なので、りんりんロードを歩いてここまで来てしまった方が良いだろう。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿