2013年12月7日土曜日

              

関東ふれあいの道(茨城)『No.17水の恵みを知るみち』

2013/12/07(土)

12月になった。
前回に引き続き雄大な霞ケ浦の湖畔を歩くが、飽きることなく気持ちよく歩ける。
歩き終わる頃には流石に足が痛い。












土浦駅から江戸崎行きのJRバスに乗り、吹上バス停に向かう。














吹上バス停から更に歩き、霞ケ浦に到着。
この時点で10時40分とかなり出遅れてしまったが、バスの時間を考慮するとこれが最も早い。












湖畔には水鳥が集い戯れている。
相変わらず気持ちのよいところだ。














水路を渡るために湖畔を少し離れ、水路沿いを橋まで歩く。














水際に木製の囲いのようなものがあった。
船溜まりではないようだが、なんだろう。
霞ケ浦は水質改善のための実験が行われているそうだが、これもその一つだろうか。
葦原を保護しているようにも見える。











稲荷ノ鼻。















水環境保全再生研究ステーションという施設を迂回するために一度湖畔を離れる。














最近設置されたような真新しい標識だ。
茨城県の関東ふれあいの道もしっかり整備されているようで安心だ。













霞ケ浦の向こうの筑波山を正面に見据えながら歩く。
東屋に陸平貝塚の解説版があった。
ここからは約2.5kmコースを逸れたところにあり、往復1時間はかかる。
かなり迷ったが、すでに出だしで遅れていて、長丁場なコースなこともあり、今回はパスした。
有名な貝塚らしいので、いつか訪れてみたい。










このコースの案内板もはじめて有った。
陸平貝塚の近くには妙香寺という県内最大の仏像がある寺があるらしい。
(県内(というか日本)最大の仏像は牛久大仏じゃないの?)











一度県道120号と合流する。
左手に見えるのは馬掛不動堂の森というこんもりとした小さい山。
見晴らしが得られるかと思い階段を上り馬掛不動堂を見に行ったが、木が邪魔で眺望は全く得られない。










馬掛不動堂。















コースを少し逸れたところに美浦ロードパークという小さな公園がある。
貴重な公衆トイレがあるのでここでトイレを済ませておく。












今日の霞ケ浦の湖面は凪いでいて、空の雲が湖面に映るほどだ。
綺麗だ。













しばらく歩くと、途中展望台があったので登ってみた。
少し小高いところから霞ケ浦を見渡せる。













湖畔に広がる広大な田園も見渡せる。
そろそろ日も傾いてきた。














再び水路を渡るために水路沿いを歩く。














しかし今回の水路は普通に跨いでも渡れそうな……














釣り人で賑わう木原漁港の脇に小さな神社、水神宮がある。
これがチェックポイント。
しかし、こんな何でもないところで自分撮りをしてるところを釣り人たちに見られるのは何だか恥ずかしかった。










木原漁港。
地元の人の集会所のようになっていた。














お?
これは船の給油所だろうか。
全面に錆が浮いているが、それが却って良い味を出してる。
これは萌えるアイテムだ。











さて、これが今回のハイライト。
夕焼けに照らされた蓮根畑。
蓮根はちょうど収穫期で、水圧で蓮根を掘り出す独特の収穫が行われていた。
蓮根の影が水田とのコントラストを作り出し、こんな光景ははじめて目にした。
これは来て良かったと思える景色だ。
この素朴な情景を素直に美しいと思えた。








溜息が出るような景色だ。
まさに水の恵みを知るみちだ。














最後は黄金色に輝く収穫を終えた水田を両脇に眺めながら歩いて湖畔を離れる。













新屋敷バス停の近くに案内板があったのでそこをゴールとした。
すぐにバスが来たのでそれに乗った。

それにしても霞ケ浦は本当に面白いし歩いていて楽しい。
自転車でも走ってみたいと思った。
         

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