2013年12月14日土曜日

              

関東ふれあいの道(茨城)『No.16予科練ゆかりのみち』

2013/12/14(土)

引き続き霞ケ浦湖畔を歩き土浦市街地を目指すが、このコースのメインは予科練平和記念館だろう。
阿見町にはかつての第二次世界大戦の最中、霞ケ浦海軍航空隊や土浦海軍航空隊の施設が置かれていた。そこで青春を過ごした飛行予科練習部の若者たちの記録が展示されている。歩くときは見学のため十分な時間をとっておくのが良い。








新屋敷バス停から国道125号を歩き始める。
今日も筑波山がよく見える。
だんだんと近づいてきたようにも思える。













国道125号から更に湖畔を離れ住宅街の中をしばらく歩く。
国道は歩道もあり、展望も開けるのにわざわざ旧道を歩かせる意図はなんだろう。
見所は特にない。











旧道から国道を横断し、再び霞ケ浦湖畔に戻る。













再び霞ケ浦湖畔の自転車道を歩く。















左手には蓮根畑が広がる。















予科練平和記念館に到着。
入場料500円を払い、1時間半ほど見学した。
日本を守ること、大空を飛ぶことに憧れ厳しい選考を勝ち抜き飛行予科練習部に入った若者たちはここ阿見町で青春を過ごした。
その生活の様子を語る記録が見られる。
彼らはやがて特別攻撃隊のための人員として選ばれ非人道的な戦略の犠牲となっていった。
特攻に向かう前に母に宛てた遺書の数々は涙なしには見られず胸が痛む。
彼らの犠牲の上に日本の今があることを忘れず戦争の悲惨さを知り慰霊に努めねばなるまい。
記念館としても非常によく出来た作りになっていて感心した。

隣には陸上自衛隊武器学校と雄翔園がある。
入口に自衛官がいるが、雄翔園と雄翔館は見学が可能。
火砲館や旧軍の装備等の屋外展示物を見学するには予約が必要なようだ。











武器学校を迂回するために一度国道125号に出てくる。














自動車学校の前を通り、橋を渡り、花室川に沿って霞ケ浦高校の前を歩き、霞ケ浦湖畔に戻る。













霞ケ浦湖畔を歩いていると遠くに風車が見えてくる。
霞ケ浦総合公園だ。













霞ケ浦総合公園のオランダ型風車。
逆光になってしまったが、これがチェックポイント。



















風車は展望台になっている。
登ってみると公園を一望できる。
また公園には国民宿舎水郷があり、その施設内の霞蒲の湯で汗を流すこともできる。












霞ケ浦総合公園を出てすぐの備前川にはすでに水門があり、水門を渡ってそのまま湖畔を歩けるのだが、標識によるとコースはわざわざ奥の橋まで歩くようだ。
結構距離があるので面倒くさい。











土浦市街地が見えてきた。
ゴールは間近、と思いきや実はまだ結構ある。














ついに霞ケ浦を離れる。
桜川に沿った桜並木の歩道を歩く。
春になると綺麗だろう。













土浦市街地に入る。
堤防から下の河川敷に下りてしばらく歩くが、橋の下を通ったり陰鬱なので、上の堤防の上を歩いても良いだろう。












匂橋が見えてきた。
ゴールはもうすぐだ。
それにしても桜川は河川敷や堤防の上に歩道が整備されていて気持ちの良い河だ。
町の中心にこういう河が流れているのは羨ましい。










匂橋から見る桜川。
理想的な都市景観だ。
やはり水と緑のある街並みは良い。













匂橋を渡ったところに案内板があった。
かなりボロボロなのでそろそろ交換して欲しい。
ここがゴールである。
土浦駅までは歩いて10分ほどだ。
時間は15時前だったが、土浦駅前には『天ぷら八起』という安くて美味い天ぷらを出す店があるのでそこで遅い昼食として天丼を食べた。
         

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