2013年9月7日土曜日

              

関東ふれあいの道(千葉)『No.29城跡をたずねるみち』

2013/09/07(土)

さて、今回ははじめて支線コースを歩く。
前回歩いたNo.7の途中から別ルートで成東駅を目指す。
前半は成東城跡を訪ねるが、後半は田園ウォークとなる。









成東駅からバスに乗って姫島バス停に到着。
成東駅のバス停が分かりづらくて危うく乗り遅れるところだった。
姫島に行くバスは成東駅から成東駅入口交差点に向かって少し歩いたところから発着する。











東池の脇に案内板があった。
城跡のあたりには絶滅危惧種であるクマガイソウが自生しているそうだが、開花の時期は春なので見ることはなさそうだ。












成東城跡に向かって歩いていくと、成東小学校のグラウンドをちょうど過ぎたところの三叉路にこんな見慣れない標識が立っているのだが、これに騙された。
この標識は左の方を示しているが、左にいくと城跡とは真逆の方向に向かってしまう。
標識は無視して右に行くのが正しい。









城跡までの道は特に面白みもない住宅街だったからか、ほとんど写真を撮っていなかった。
というわけで成東城跡公園に到着。
小学校を過ぎて少し行くと上り坂になり、住宅街の脇に突然公園が現れる。











チェックポイントの解説板は寂しい広場の片隅にあった。














眺望は良いが、見下ろす先は成東市街地と周りに広がる田園地帯のみ。
いまいちな天気も相まって、どうにもぱっとしない雰囲気だ。












愛宕神社。
成東城の守護神であったらしい。
勝利祈願などしたのだろうか。
なお神社の周りには本丸や空堀の跡などの標柱があるのだが、まあ言われればそう見えるような……と言った感じだ。
城マニアだと楽しかったりするのか?
少なくとも石積みぐらいは残ってないと関心が持てない。







愛宕神社の脇から階段で急に下り始める。
整備状態が悪いのでぬかるんでいて滑って転げ落ちそうだ。













成東城跡から再び市街地に下ってきたあと、かなり成東駅近くまで歩いてくるが、踏切を渡ったあとそっぽを向くように田園地帯の方に大きく迂回する。
踏切から成東駅が見える。

近くに浪切不動院があったのだが、気付かずにそのまま歩いてきてしまった。
成東駅からほど近いので、あとで行ってみよう。







成東中学校を過ぎたあたりのこの標識にも騙された。
毘沙門天観音寺の示す先はコースではなく、県道118号に出てしまう。
ここは左の坂を登る。











しばらくは田園地帯を歩く。















境川を橋で渡った先、県道118号を横断する。















個人の農作業道のような道を進む。
これ本当に通っていいの?














現在はホームページで訂正の告知がされているが、この標識にも騙された。
再び市街地に戻ってくるとあるのだが、毘沙門天観音寺(新泉観音堂、馬頭観音堂とも)はこの標識のちょっと手前にあり、標識の示す先にあるのは光明寺で、次のNo.6コースで訪れる場所なのだが、毘沙門天観音寺に行くのがこのNo.29コースだと思い込んでいたので、光明寺、更にその先まで行ってしまったのだが、さすがにおかしいと思い地図を見て、間違っていることに気付いた。
これには結構イラッとした。
No.29コースは標識の示す方向とは逆に行き成東駅に向かう。
ここからはNo.7コースと同じだ。

後日訪問した毘沙門天観音寺。
なお、成東市街地には九十九里七福神と称される他六寺社があるらしい。













浪切不動院。
立派な仁王門と懸造りの本堂が朱色に染められている。
経年の風合が感じられずちょっと好きになれない。











本堂を取り囲むのは石塚の森と呼ばれ、県指定文化財天然記念物らしいが、ちょっとパッとしないなあ……

全体的に印象の薄いコースだった。
あえて支線コースとして設定する必要があったのかかなり疑問だ。
ただ、成東市街地には見所が多いので、コースを歩かなくとも行っても良いだろう。
         

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