2013年9月14日土曜日

              

関東ふれあいの道(千葉)『No.05埴輪と遊ぶみち』

2013/09/14(土)

総距離は7.9kmと短いが、途中に芝山仁王尊やはにわ博物館があり、十分な見学時間をとりたいコースだ。
また、途中の未整備区間には要注意だ……













総武本線松尾駅から芝山ふれあいバスで古和バス停へ。
帰りもバスでこの駅に戻って来る。













古和バス停から殿塚・姫塚に向かう。















農業者の生活道路のような道を行く。















圏央道を潜る。















田園の中を高架道で真っ直ぐ突っ切って行く圏央道。













田園の中を歩く。















県道116号に出て112号に合流。
しばらく県道を歩く。














県道を離れ林の中に。




















紅白の良い風合いの出た送電線の鉄塔がそびえ立っている。



















しばらく林の中を歩くと突然道脇に古墳が現れた。
写真は殿塚で反対側には姫塚がある。

古墳自体はよく管理されているようだ。
草が刈り払われて古墳の形状がよく分かる。

殿塚を回り込むように進むと解説板があった。それがチェックポイントなので写真を撮影。







あ、あれ……?
急に道がなくなったぞ……
標識が何もない濡れた草むらを示している……
これを行くのか……

















ガサガサ……
胸元まで伸びた草を掻き分けながら道なき道を進む。
一歩歩くごとに蜘蛛の巣が身体にベットリと絡みアマガエルが飛び跳ねる。
うう……これは辛い……
特に蜘蛛の巣が払っても払ってもキリがない。
小枝を振り回し蜘蛛の巣を破壊しながら進むが、途中から嫌になって奇声を発し腕を振り回しながら走ったり、勢いよく前方にキックをかましながら進んだり傍から見れば頭のおかしい人に……
しかもこれが結構長い。
早く抜けたい!



道が間違っているのだと思いたいが、草むらの中に標識があったので合っているのだろう。
ちなみにこの曲がり角から道の上の草むらは緩和するものの、蜘蛛の巣は更に酷くなる。
信じたくない事実だが……











はあはあ……
やっと抜けたか!
暗渠で県道62号を潜る。

もう服も身体も蜘蛛の巣でベトベトだよ……











県道62号を横断した後、再び林の中に入るが、今度は平和だ……
自然歩道と言えど、放置されほぼ廃道化した道はやはり駄目だ。

















林を抜けると再び田園の道に。















しばらく行った先の坂を登ると芝山古墳はにわ博物館がある。
料金200円を払い入場。
じっくり見学し、はるか古代の暮らしに想いを馳せる。
展示されている埴輪は多く、じっくり観ようと思えば結構時間がかかる。









博物館を後に進むと、芝山仁王尊がある。
仁王門を見上げ……
おおお……!これは凄い!
苔むした石垣の上に威風堂々と張り出した瓦屋根とその組木の時代を経た色合い、青銅の西洋風のランプが妙にマッチしている。
素晴らしい。








仁王門内部。
次の連絡コースで成田山新勝寺を見てきたが、同じ成田に在りながら全く引けを取らない仁王門だと思う。
僕個人としてはこっちの方が趣があって断然好きだ。










仁王門を潜った先には本堂が。
こっちも良い……
経年により良い風合いの朱色に彩られ、向拝の龍の意匠、青みがかった屋根。
全てが芸術的と言っても過言ではないほどに一体感を纏って佇んでいる。
絵馬や石撞も良い味出してるね。









境内の脇には三重塔が。
ぐわー。たまらん。
良い。
しかし経年の風合を感じさせながらも良く保存されている。

千葉県コースで見た寺社の中では最も良かったものだと思う。














県道45号に出た。これを歩いていく。















やがて集落に入って来る。
ゴールはもうすぐだ。














芝山町役場に到着。
入口に真新しい案内板があった。

博物館や芝山仁王尊は良かったのだが、古墳のある丘から降りてくるあの未整備の道を切にどうにかしてほしい。

町役場で休憩していると、町役場の前に松尾駅行きの芝山ふれあいバスが来たので、それに乗って帰った。
         

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