小川原湖畔を歩く。
晴れていればとても気持ちのいい道だったのだろうが……
如何せん天気のせいであまり良い印象がない。
湖には姉妹の悲しい伝説が残っている。
標識がないが、地図によると右のようだ。
水生植物の群落は魚や水鳥の絶好の営巣地になっているようだ。
宮城県の伊豆沼を思い出す。
小川原湖に伝わる悲話に、行方の分からなくなった父を探す姉妹が、この地で父が世を去ってしまったことを知り、それを悲しみ湖に身を沈めたとされ、姉が身を沈めた湖を姉沼、妹が身を沈めた湖を妹沼(小川原湖)と今でも呼んでいるのだそうだ。
この沼崎観音は、姉妹の父の橘中納言道忠公を祀っているのだという。
入口に広沼大明神がある。
小川原湖伝説の妹を祀っているそうだ。
登ってみよう。
青森県最大の湖である。
海水も流入する汽水湖のためシジミが採れるそうだ。
晴れていればなあ……
コーヒーを飲んで休憩した。
なぜか魚が打ち上げられていて、カラスに突かれていた……
湖畔の遊歩道を歩いていく。
重く立ち込めた雲が陰鬱な感じだなあ。
晴れている日は漁で賑わうのだろうか。
ガサガサ草むらを掻き分けていく。
下半身が植物の種子だらけになってしまった……
頑張って払い落とす。
やれやれ。
花切川は小川原湖からヘラブナが入り込む、ヘラブナ釣りのメッカだそうだ。
ここがゴール。
案内板もあった。
明治時代、木造車両に灯すためのランプを収納していた倉庫だそうだ。
天気がよろしくないので、急遽予定を変更して宿を取った。
気を取り直して温泉を堪能した。
0 件のコメント:
コメントを投稿