2020年9月21日月曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.15五千円札のふるさとを訪ねるみち』

2020/09/21(月)

十和田市街地を歩くタウンウォークになる。
見どころは新渡戸記念館と官庁街通りだろう。
興味があれば現代美術館などに寄るのも良いだろう。
ちなみに標識が一つもないので、コースマップは必須だ。














コースマップ通りに北に歩いていく。
この先の交差点で左折するのだが、そこにも標識がなかった。
明確な曲がり箇所にも標識がないというのはちょっと不安だ……
本当にここがコースで合ってるよな?





コースマップに記載のある里の沢神社。
少なくともコースマップ通りには歩けているようだ。
参拝してきた。









市街地に入り、しばらく道なりに歩いていく。
う……何だか急に雲行きが怪しくなってきた……









ここを右折するようだ。
ここにも標識はなかった。












大きな鳥居が現れる。
新渡戸家の墓地公園の中に新渡戸記念館があるようだ。
入ってみよう。









墓地公園の中に入っていくと、とうとう降り出してしまった。
それも物凄い豪雨だ。
これは堪らんと新渡戸記念館の軒先に入るが、程なくして屋根伝いに雨が降り掛かってきて、慌てて傘を差すがびしょ濡れになってしまった。
豪雨は30分近くも降り続き、その間足止めを食らった。
せめてもう少しちゃんとしたところで雨宿りしたかったのだが……


ようやく雨が上がった。
美しい森の中に公園と記念館がある。
記念館は残念ながら休館日だったが、コース名のとおり五千円札にも刷られていた新渡戸稲造の故郷である十和田で、開拓事業などで名を残した新渡戸傳の資料などが収蔵されているようだ。















中心市街地に入り、アーケードの商店街を抜けていく。
相変わらず標識が見当たらないので、コースマップを見ながら進む。









官庁街通りだ。
広い歩道に桜並木が続き、美しいプロムナードになっている。
名前の通り沿線には十和田市の公的施設が多い。








現代美術館。
南側には奇妙なオブジェの並ぶ公園もあり、市民の憩いの場になっているようだ。










若葉公園。
隣には球技場もあり、子供たちがサッカーを楽しんでいた。
ここで右に曲がるはずなのだが、通行止めになっていたので少し迂回する。







通行止め箇所の反対側まで迂回してきた。












国道に出てきたところがゴール。
……結局、案内板も標識もなかったな……
本当にコースだったのだろうか……?
…………ん?







これは……!
終点から少し国道を西に歩いたところにようやく案内板を見つけた。
しかしもうほぼ剥がれかけていて、このままだといずれ案内板もなくなってしまうだろう。
標識類は市街地にあると邪魔なので撤去されたのだろうか……
ハイカーへの風当たりが厳しく、世知辛い世の中だなあ。
さて、今日の宿まで歩こう。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿