明神山公園、いちょう公園、下田公園など見所が多いが、何と言っても最後に牧場でのんびり草を食む馬や羊たちを見るのが楽しい。
バリエーションに富んで飽きないコース。
まずは県道19号に出る。
そのまま少し北へ。
県道から坂を上って少し西へ。
農耕地を右手に見ながら南下する。
緩やかに坂を下っていくと明神山公園に到着。
鳥居は土鼻神社のものだ。
しかし、鳥居の先の参道?の階段は通行できないようだ。
さて、どうしたものか……
裏手にしっかりした階段があった。
ここから明神山公園に入れるようだ。
まずは祠に手を合わせる。
高台からの眺望。
ギリギリ海が見える。
夜は漁火が見えるのだとか。
三陸大津波記念碑。
江戸時代に防衛のための大砲が置かれていたところでもあるそうだ。
畜魂碑。
家畜の魂を鎮めるためのものだそうだ。
春には桜が咲くそうだ。
花見で賑わうのだろうな。
再び県道19号に出てくる。
少し連絡コースで歩いた部分と重複する。
標識がないが、コースマップによるとここで右折するようだ。
すぐにもう一度右に。
もう9月だが、まだヒマワリが咲いていた。
県道を横断する。
畦道を歩く。
振り返ると先ほど訪れた明神山公園が見える。
この辺りは縄文時代の遺跡があるそうだ。
海も近いので昔から暮らしやすかったのだろう。
車道に出てきた。
すぐに再び畦道に。
ここはうっかり右に行ってしまったが、その先に道はない。
信じたくはないが、ここは左の草むらが道だ……
藪の背丈は低いが、地面が泥濘んでいるので注意だ。
うう……早く抜けたい。
車道に出てきた。
ふう……。
いちょう公園に向かう。
曇ってきたな。
いちょう公園。
体育館などが整備されている大きな公園だ。
日本一の自由の女神像とやらがある。
うーむ……
池に沿って歩く。
蓮の花が咲いていた。
大いちょうを見にいこう。
怪しげな山道に分け入る。
藪になってしまった。
だから多少の藪漕ぎは我慢できるけど篠は嫌なんだってば。
同じことを思った人が多いのか、藪のところに抜け道が。
藪を迂回すると根岸の大いちょうがある。
樹齢1100年以上の日本一の大いちょうだそうだ。
1100年前というとちょうど十和田湖が大噴火した頃らしい。
大噴火による火山灰は東北中を覆うほどだったそうである。
そんな中で芽を出し、今までこの地で世の移り変わりを見てきたのだな……
近くまでいくと老木の大きく年季の入った幹が見て取れる。
大いちょうを後にする。
国道を横断する。
一時また畦道に。
浜街道を横断する。
道を歩いていく。
……ん?
独創的な鳥居だ。
この辺りは中野平遺跡という縄文時代の遺跡のようだ。
今は畑になっていて何もない。
東北縦貫自動車道を跨ぐ。
自動車道の側道を歩いていくと、森の中へ。
ここからしばらく水路沿いに歩くようだ。
しばらく綺麗な砂利道だったので油断していたのだが……
それもここまでのようだな。
まだ刈払いされているので大丈夫そうだが……
刈払いもなくなってしまった。
うう……大丈夫か……?
しかしここから先はどうやら遊歩道のようだ。
オオハンゴウソウに赤トンボが。
トンボは近付いてもなかなか逃げないね。
草深くて少し歩きにくいが、一応踏み跡ができるぐらい少しは往来があるようだ。
定期的に刈払いはしているからこれぐらいで済んでいるのだろう。
間木堤に出てきた。
白鳥をはじめとする沢山の水鳥が来る池のようだ。
ここで少し休憩。
ここから下田公園を左手に北に向かっていく。
車道は歩道がなく狭いので、公園の遊歩道を歩いていこう。
遊歩道の水路にミズアオイが咲いていた。
可憐だ。
公園の池に睡蓮が咲いていた。
公園を抜けると歩道のない車道に出てきてしまうが、すぐに左手の畦道に入る。
コースマップではもう少し先ということになっているが、ここは標識に従おう。
左はキャベツ畑、右はニンジン……だろうか。
エンドウ豆だろうか?
見渡す限り広がっている。
壮観だ。
畑を抜けて車道を横断する。
砂利道から森の中へ行くようだ。
何だか不穏だが大丈夫だろうか……
意外にもしっかりした道のようだ。
ここはコースマップにも地理院地図にも載っていないのでまだ不安だが……
薄暗い植林地の中を歩く。
ようやくコースマップにも地理院地図にも載っている道に合流した。
しかしこの雰囲気は……
やっぱり牧場だった。
木柵がアメリカの田舎のようで良い雰囲気だ。
牧場の木柵沿いに歩いていく。
右手にも草原が広がり開放的で気持ちいい景色だ。
ずっと曇っていたのだが、再び晴れ間が見えてきた。
もうすぐゴールの向山駅なのだが、牧場に寄り道しよう。
売店で牧場ソフトクリームを食べる。
実はステーキが食べられると聞いていて、それを楽しみに来たのだが……ちょうどランチも終わってディナーまではまだ時間があるという中途半端な時間に来てしまったようだ……。
ショック。
またの機会に来よう……
牧場には馬や羊、ヤギなどが放牧されており、のんびりと草を食んでいる。
まさに牧歌的な風景だ。
牧場を後にすると、間もなく向山駅が見えてくる。
駅前には案内板があった。
これにてコースは終了。
朝から結構歩いたと思うのだが、何だかまだ体力が余っている感じだ。
まあ、概ね平坦だった上に、思ったほど藪漕ぎもなく、荷も軽かったからだろうか。
青い森鉄道に乗り、帰路に就いた。
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