奥羽牧場の中央を通る真っ直ぐな道を歩き、七戸城跡を観て市街地を抜け、盛田牧場に至る。
見どころも多く、長いコースだ。
短いので記事としては省略。
眼下に広大な田園が広がっていた。
綺麗だな。
ここが起点のようだ。
ここで地元のおじさんが声をかけてきた。
例によって「どこへ行く?」と聞かれたので「七戸城跡に……」と言うと「七戸城跡なら逆方向だ」と言われる。
確かにそうなのだが……
このコースはだいぶ大回りして七戸城跡に向かうことを説明するのを苦労した。
見渡す限りの田園。
薬師如来は眼病を治してくれることで有名だが、ここの薬師様は野火から逃れる際に野老(トコロ)の蔓につまずき、独活(ウド)で眼を怪我したため、この薬師様に願掛けする地元の人はトコロとウドを禁食としているそうだ。
ウドはともかく、トコロはあまり聞き慣れない植物だ。
調べてみるとヤマイモの一種だそうだ。
バラ園のようだが、売店もある。
バラ味のソフトクリームを食べて休憩した。
甘くて疲れが取れる。
本当はここでキャンプしたかったのだが。
ここで右に曲がる。
明治29年に開設された歴史ある牧場で、もとは種馬牧場だったようだが、今は肉用牛を育てているようだ。
防風林があってあまり牧場は見えないのだが、それでも広大でどこまでも真っ直ぐな道は北海道を思わせる景色だ。
再び南へ戻る。
杉並木の中を歩いていく。
途中、運動公園でコーヒーを飲んで休憩した。
牧歌的で良い雰囲気だが、ちゃんと道が続いているのか不安だ。
日が沈んできて西日が田園を美しく照らす。
山門の造形が素晴らしい。
かつては茅葺きだったそうだ。
実は起点からずっと東へ歩くとここへ来られる。
牧場を経由して、かなり遠回りしてここまでやって来たことになる。
今日の宿に向かうために、そのまま直進する。
ネットにも情報が乏しかったので、電話でちゃんと予約できてよかった。
しかし、宿泊者は僕だけであった……
女将さんもとても気さくで良い宿なので、七戸町に来たら是非泊まってほしい。
ううむ、予報通りなのだが、天気がよろしくない。
どうやら台風が近づいているそうである。
下手をすると職場から呼び出しがあるかも知れんな……
宿で朝食をいただいて出発する。
遊歩道の坂を上っていく。
七戸神明宮があるので参拝しに行くとポツポツと雨が降り出してしまった。
行ってみよう。
まだ辛うじて咲いていた。
せっかく高台まで登ったのだが、あまり眺望は効かない。
これは……真ん中の道を行くのか?
歩道もないし車通りが多くて、少し怖いな。
微妙に遠回りしてきたのだが、この遠回りに何の意味があったのかちょっと分からない……
特に見るべきものもなかったのだが……
古くからの戦場だったそうだ。
それぞれ端っこの方でくつろいでいる。
かつてはここに南部縦貫鉄道の盛田牧場前駅にあったようだが、残念ながら平成14年に廃止されてしまった。
七戸駅には南部縦貫鉄道の車両のレールバスがまだ動態保存されているそうだ。
宿から近いから行けば良かったな。
続けて連絡コースを歩く。
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