2020年9月22日火曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.29道地遺跡と小絵馬のみち』

2020/09/22(火)

古刹や遺跡を巡りながら、長閑な里道を歩く。
特に不安なところもなく、楽しく歩くことができるが、遺跡には何もないのでよく分からない……














集落を歩いていく。












駒踊り伝承館……
この辺りの伝統文化のようだ。












と、こんなところに案内板があった。











実ってるねえ、稲。
八甲田山の豊かで広大な裾野は美しい。













稲以外の作物も育ってるぞ。
……何だろう……











長閑な風景だ。
こんな風景の中をいつまでも歩いていたいな。













途中、道を歩いていると放し飼いにされている柴犬が付いてきてしまった。
か、可愛い……
このままお持ち帰りしていいの……?
と、思っていたら主人に呼ばれて去っていった。
残念。




新しい道を作っているようだ。
このコースもいずれつけ替わりそうだ。











見町観音堂に到着。
このコースの見どころのメインだ。










階段を上ると狭い山道に。
ちょっと独特の参道だな。












これが見町観音堂だ。
茅葺き屋根の素朴で美しいお堂が薄暗い森の中に佇んでいる。
室町時代の建築様式だそうだ。
参拝した。












お堂の中には古い小絵馬があり、文化財にもなっているそうだ。












見町観音堂から坂を上ると、集落を離れて少し寂しい道に。











コースは右の道のようだが、ここは道が付け替わって、右の道は廃道になっているようだ。
まあ、ほんの少しの短い区間なので、新しい道で迂回しよう。









廃道の反対側に出てきた。












再び集落に入る。













少し分かりづらいが、ここは左。
草むらの中に標識が隠れている。











谷の奥へ入っていく。













おっと、舗装がなくなってしまった。
大丈夫か?










道地川だ。
意外とささやかな川だなあ。












解説板もあるので恐らくそうなのだろうが……
ここが道地遺跡らしい。
コース名にもなっているのに、畑しか見えない。








標識が何故か道地遺跡を指したまま終わってしまっているので不安なのだが、コースマップに従って道を進んでみる。










西から東に戻るように歩いていくと、農耕地の畦道に出てきた。











舗装路に出てきた。
大きな坂のアップダウンがある。












都平遺跡が道脇にあるらしいのだが……
バリケードが……










やっぱりちょっと藪っぽいなあ。
本当にあるのだろうか。












枝打ちされていない杉の木のところに解説板があったので、恐らくここが都平遺跡なのだろう。
ストーンサークルが復元されているそうなのだが、土に埋もれているのか、見えない。







しばらく歩いていくと、久しぶりに集落に入る。
ここは静かな集落だな……
人気がまるでない。










集落を抜けると田園に。












最後に槻ノ木館遺跡がある。
萩ノ沢川に面した丘陵の突端……というといま行く手に見えている丘陵だろうか。
奈良平安時代に館があったそうだが、中世以降もこの地は栄えていたそうだ。







高瀬川を渡る。
川、そして田園と八甲田山の取り合わせがまさしく日本の原風景を演出しており、美しい。














坂を上ると国道に出てくる。













国道沿いに案内板があった。
ここがゴールのよう……なのだが、ここでとあることに気付いた。
コースの距離に対して、実際にログを取った距離が明らかに少ない……
見町観音堂や遺跡で少し寄り道もしているので、増えることはあっても減るのはおかしいのだが……
どこかショートカットしてしまったのだろうか。
心当たりがあるとすれば、道地遺跡のところかなあ……
ううむ……分からん。

連絡コースを歩いてNo.30コースへ向かおう。
         

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