日本一（地名）の里山を少し散策したのち、湖畔を歩く。
湖水浴場沿いに歩くことになるが、防風林があるので湖の眺望は得られない。
寒いのでこの時期に限ってはありがたいが……
舟津公園入口バス停にやってきた。先週の雪山の疲れもまだ残っている感じだったので、今週ぐらいは休もうかと思っていたのだが……土曜日晴れの予報を見て居ても立ってもいられず、金曜日仕事を終えるとすぐに支度をして電車に乗り込んでしまった。
こうなるともうビョーキだと思う……マジで。
今回も黒磯駅の近くに前泊したのだが、前回も利用した国道沿いのカラオケ店、平日は３時までの営業のようで、５時まで仮眠をとるつもりが追い出されてしまった。
仕方ないので始発までファミレスで時間をつぶした……
やはり高速バスの方が快適だな……
分水嶺を越え、日本海側へやって来たとこともあり、やはりこの時期であっても平地に残雪が多い。
奥羽山脈を望むと山間に広がる集落が何とも言えぬ日本らしい情緒を見せてくれる。
日本一という地名は、とある殿様がこの地の米を食べて「この米は日本一だ」と言ったことが由来なのだとか。
お堂で参拝した。
人通りはないようだが、朝日の中歩く山は気持ちいい。
松並木の遊歩道を歩いていく。
猪苗代湖が左手に見える。
右手に広大な田園を見る。
少し曇ってきたな。
今日は晴れの予報のはずだが……
この辺りは山沿いで天気が変わりやすいようだ。
ゴールまでしばらく直進の道が続く。
お、キツツキのドラミングが聴こえる。
湖畔に出てみると素晴らしい景色が。おおー！綺麗だなあ。
冠雪した山々を背景に波打つ湖はまるで西洋のような雰囲気だ。
しかしこれでも十分美しい風景だ。
そういえば朝食がまだだったので、ここでコーヒーでも沸かそうか。
……と、この選択は失敗だった。
湖面から冷たい風が吹き付けてきて寒い！
加えて風と低温でなかなかライターが着火してくれない……凍えてしまう！
仕方ないので自分の体でストーブを覆って風防にしてライターを着火してコーヒーを沸かした。
うう寒い……
ちなみに朝食には朝バナナを食べた……
これは冬の猪苗代ならではの光景だ。
これが見たくて春になる前に焦って来たのだよね。
いやあ、美しい。（ズームカメラがほしい……）
県道に出てくると浜路バス停がある。これで前回のゴール地点と合流した。
続けて連絡コースを歩く。
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