2014年9月16日火曜日

              

関東ふれあいの道(栃木)『No.25稜線をたどるみち』

2014/09/16(火)

今日は夏季休暇を取得して歩くことにした。
ゴール地点が次コースには繋がらない支線コースで、名の通り錦着山、太平山、晃石山、馬不入山を縦走する。
かなり久しぶりの本格的な山歩きだが、それぞれの山は標高が低く、快適に歩ける。
また見所も多く、歩いていて飽きない。
ゴール付近から見える岩船山は凄惨な光景だ。







栃木駅から出発。















県道31号を横断する。















No.12との分岐点までやってきた。
ここを左折する。














しばらく標識に従い道を真っ直ぐ歩いていく。
この辺りは退屈な歩きだ。














県道309号に出てきた。
右折して県道を歩いていく。














歩道橋のある交差点に到達する。
ここの歩道橋を渡り、交差点を左折する。














行く手に見えるのが錦着山だ。
標高100mにも満たない、山と言うより丘のようだ。













鳥居を潜って山を登っていく。















護国神社にはすぐに着く。
参拝した。














神社の裏手に回ると眺望が得られる。
これから縦走する山々を見渡せた。

錦着山ではサルスベリの木の花や彼岸花が咲いていた。











錦着山を抜けて永野川を渡る。















さて、平井町の住宅地に入ってすぐ、標識に従って歩いていくと、ちょっと信じたくない道が行く手に控えていた。
また小さな山を登るようだが、全く草が刈られておらずに夏草が生え放題だ。
うう……行きたくないなあ……










歩きづらい上に、ちょうどこの時期はジョロウグモとコガネグモが繁殖期を迎えていて、こういう夏草の茂っているところには我が物顔で所狭しと巣が張られている。
こういうときは拾った手ごろな枝か三脚を伸ばして蜘蛛の巣を払うのだが、ついていないことに今日はたまたま三脚を持参し忘れていた。
また手ごろな枝も見つからず、仕方なく腕で払っていく。
払っても払ってもキリがなく、身体にまとわりつく蜘蛛の巣がベタついて不快だ。
コガネグモは激しく体を揺さぶり威嚇してくる。
この山道は大した距離ではないのだが、遅々として歩が進まない。
去年の同じ頃に歩いた千葉県No.5コースを思い出した。
登り詰めると配水池があった。
それ以外には何も見るべきものはなく、結局なぜわざわざこんな道を歩かせるのか疑問が残るところだ。












舗装道に復帰し、山を下る。















山を下り、再び平井町の集落の中を歩く。
やがて右手側に農業高校が現れ、学生達の賑やかな声が聞こえてくる。













農業高校の脇を通り、今度は太平山に登りはじめる。














山道に入るとたまにキノコが生えているのが見られた。
これは何だろうか。













これはタマゴダケ?















一度車道に出てくる。















少し車道を歩き、再び山道に入る。
シュウカイドウやミズヒキの花が咲いていて可憐だ。













再び車道に出てくるが、すぐにまた山道に入る。














三度車道に出てきた。
あとは太平山神社までこの車道を歩く。














太平山神社。
境内は広く、立派な神社だ。
ここがNo.11コースとの分岐点で、ここまで重複した道になる。












境内の端には食事の出来る店があり、そこから栃木市街地を見下ろせる。
山から景色を眺めながら太平団子を食べた。
何とも良い気分だ。












No.11と別れ境内の脇から更に山道を行くと、すぐに太平山神社奥宮がある。
参拝して先を行く。













尾根伝いの道に出てきて、段々と本格的な山道になってきた。














傾斜がきつくなり険しい道になってきた。















富士浅間神社に到着。
参拝した。














今度は急な斜面を下っていく。
慎重に下りていく。














車道を横断して再び山道に。















ぐみの木峠を越えるとまた急な斜面を登らされる。














なんと、山道の脇で工事が行われていた。
無線の整備工事だそうだ。














更にその先にパラグライダーの離陸場があった。
人で賑わっていた。













登り詰めると晃石山山頂に到着。
休憩する登山家で混み合っていて、また眺望もそれほど得られないので、休憩も早々に出発した。












山頂から少し下ると晃石神社がある。
ここがチェックポイント。
参拝して先を行く。













歩きやすい山道を歩いていると、写真の長い階段を下りていくようになる。














階段を下り切ると桜峠に着く。
ここには東屋があり眺望も得られるので休憩にはうってつけだが、やはり休憩中の登山家で賑わっていてあまり長居したいとは思わない。
山桜が一本立っていることから桜峠と言うそうだ。
ちなみにここはNo.10コースが交差している。









萩の花だろうか。
可憐だ。














更にしばらく行くと馬不入山山頂に到着。
特に見るものはないので少し休憩してそのまま先を行く。













これは大きいキノコだ。
カラカサタケかな。














しばらく歩くと車道に出てくるが、横断してまたすぐに山道に入る。














すぐにまた車道に出てくる。
このまま岩船駅に向かう。














途中、道脇に鷲神社があった。
参拝した。














歩いていくと岩船山が見えてきた。
岩船山は採石場になっていて、ご覧のとおり切り立った岩肌が露出するままになっている。
山体そのものがもうすぐなくなってしまいそうだ。
V字に切れている崖は、かつては橋が架かっていたそうだが、東日本大震災で崩落したそうだ。








しばらく歩いていくとやがて岩舟町の集落に入り、間もなく岩船駅に到着する。
ここがゴール。
駅舎の脇に案内板があった。

両毛線で小山駅まで行こうと電車を待っていたのだが、どうやら馬不入山を登っている間に割と大きな地震があったようで、電車が止まっていた。







疲労していたのだが、電車を待っている間にだいぶ体力も回復し、まだ時間もあったので、せっかくなので岩船山に登ってみることにした。













彼岸花の咲く長い石段を上っていく。
雰囲気のある参道だ。














登り詰めるとそこが高勝寺の境内だが、境内は広く、また高勝寺は蛭子供養の寺なこともあり、なんだか厳かな雰囲気だ。













奥の院。
かつてはこの先の橋を渡った先にあったが、前述のとおり崩落してしまっている。













本堂。
参拝してきた。














境内を少し降りたところに展望台があり、写真のように切り立った崖の凄惨な光景を目の当たりにすることができる。
千葉県No.26コースの鋸山を思い出す。












この後は岩船山を降り岩船駅に戻ったが、まだ電車は動いておらず更に数時間待たされた。
その後、無事帰路に就いた。
         

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