2014年9月13日土曜日

              

関東ふれあいの道(栃木)『No.14風土記のみち』

2014/09/13(土)

姿川、思川を経て更に西に向かう。
古墳や国分寺跡、大神神社などを経由して見所は多いが、そのために寄り道が多く、欲張りすぎなコースのような気もする。
最終的に距離も長くなる。
姿川、思川にまつわる悲話に思いを巡らせて歩くことができる。










小金井駅を出発。















国道4号に出てきた。















国道4号を離れ姿川に向かう途中、サルスベリの木の花が咲いていた。














姿川に近づくと一面黄金色の稲穂の実った田園が出迎えてくれた。
秋の澄み切った空とのコントラストが何とも美しい。
爽快な気分だ。











姿川に架かるお使者橋に到着。
No.15との分岐点で、No.14はこのままサイクリングロードを歩く。













相変わらず細いサイクリングロードだが、姿川の清流を眺めながら歩くのは気分がいい。














姿川を離れると紫という集落に入るのだが、ここで古墳を見るために寄り道する。
葉が落ちてしまっているが美しい並木道を歩く。













並木道を歩いていると右手に琵琶塚古墳が見えてくる。














琵琶塚古墳には実際に登ることもできる。
ちょうど植樹林の伐採作業中だった。














続けて摩利支天塚古墳。
こちらも登ることが出来、上には社がある。
ここがチェックポイントになっている。













コースに戻り雑木林の中に入っていくが、今度は紫式部の墓に寄り道する。
この辺りの地名が紫であるため紫式部の供養として建てられた五輪塔だそうだ。












再びコースに戻り、雑木林の美しい遊歩道を歩く。
ここは防人街道と呼ばれていて、立ち並ぶ松の木が防人を見送る家人に見えることからそういう名であるそうだ。











防人街道を抜け車道に出て来るとすぐに下野国分尼寺跡がある。
この近くの蕎麦屋で昼食をとった。













尼寺跡の道を挟んだ反対側にはしもつけ風土記の丘資料館があるが、今日は長丁場になりそうなので見学はパスした。













尼寺跡から少し歩くと広大な下野国分寺跡がある。
往時は豪壮な建造物が建ち並んでいたのだろうことが想像できるが、建物は一切残っておらず少し物悲しい感じがする。











国分寺跡から更に歩くと蓮華寺がある。
この寺は姿川と思川にまつわる悲話に関わりが深い。
夜毎病の妻の回復を祈りに参拝に出掛ける夫が、妾と浮気をしていると思った妻が、夫の跡をつけているうちに道に迷い、川の水で喉を潤そうと水面を覗き込むと自分の姿が嫉妬に狂った大蛇に変じていたため、その川を姿川という。
その後自分の醜さを思い川に身を投じた。
その川を思川という。
それからこの地で嫉妬の化身の大蛇の化物が毎年若い女を生贄にしていたが、この寺で親鸞が大蛇を成仏させ、そのとき蓮華の花が降ってきたためにこの寺を蓮華寺と言うそうだ。(長い話だ)

蓮華寺から県道44号を思川に向かって歩いていくと、途中で下野市から栃木市に入る。














思川を渡る。
古い橋(大光寺橋)が川を渡っているが、コンクリートの重厚感が良い。













橋から思川を望むと上流側に栃木県土木遺産の小倉堰がある。
現在のコンクリート造の取水堰は昭和28年に造られたものだが、それよりはるか昔からこの場所には堰があったそうだ。
こちらも橋と同様に重厚で立派なもので、見応えがある。









思川を渡ってから道に迷った。
正しい道はそのまま県道44号を歩き、大光寺町交差点手前の小道を左折するのだが、写真のように道脇に標識が倒されていた。
これでは分からないはずだ。











下野国庁跡に向かうためにしばらく田園の中を歩く。














宮野辺神社に到着。















神社の裏手に下野国庁跡があり、一部建物が再現されているが、敷地内は雑草が生い茂っていて立ち入ることが出来なかった。













下野国庁跡を後にすると再び道に迷った。
コースマップにあるような道は実際には存在せず、また標識も探してみたが見つからなかったので結局正しいルートは分からなかった。
酒造工場まで歩けば再び標識が現れる。
(その前の十字路には里程標がある)










県道44号を横断して大神神社に向かって更に田園の中を歩いていく。
ちなみに横断する県道44号は思川を渡ってすぐの大光寺町交差点のすぐ近くなので、下野国庁跡を見るためにかなり遠回りさせられた印象だ。










県道2号を横断する。















大神神社に到着。















大神神社の室の八嶋。
筑波神社、天満宮、鹿島神社、雷電神社、浅間神社、熊野神社、二荒山神社、香取神社の八神が祀られていて、奥の細道にも出て来る名所だが、やぶ蚊が多くて辟易した。











境内には日本最大とされる広葉杉がある。















大神神社拝殿。
何だか長いこと熱心に念仏を唱えながら参拝している人がいたので近寄りがたかった。
ので、参拝が終わるまで少しの間休憩していくことにした。











大神神社の裏手から再び田園に出てくる。















No.13との分岐点を過ぎて大塚町に入る。
もうすぐゴールだ。














野州大塚駅に到着。
長い距離を歩いてきたが、大神神社で少し長く休憩していたので到着したときはさほど疲労感はなかった。
東武日光線に乗って栃木駅まで出て両毛線で小山駅に向かい、帰路に就いた。
         

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