2014年9月20日土曜日

              

関東ふれあいの道(栃木)『No.11桜咲くパノラマのみち』

2014/09/20(土)

太平山神社まではNo.25と重複している。
そこから先はあじさい坂と謙信平を通り太平下駅に至る。
大平山の麓にある大中寺は七不思議が面白い由緒ある古刹だ。












今日も栃木駅から出発。
しばらくNo.25と同じ道を歩く。














No.12と別れる。















錦着山の護国神社に到着。
ここにある慰霊塔がチェックポイントだが、ここには様々な戦没者が合祀されているようだ。
同期の桜碑等が印象的。












錦着山を降りて永野川を渡る。















前回No.25で苦労した箇所だが、草が刈られていた。
これはありがたい。
しかし蜘蛛の巣は相変わらずで、今回は三脚を伸ばして蜘蛛の巣を払っていく。











平井町から山道を歩き、太平山神社に到着。
ここの茶屋で少し早いが今回は太平団子に焼鳥と卵焼きも加えて昼食とした。













太平山神社で参拝してNo.25と別れる。















1000段もあるらしい長い長いあじさい坂の階段を下りはじめる。
アジサイの咲く季節はきっと美しいのだろう。













随神門があった。
唐傘天井が印象的で、柵や屋根の縁に配置された黒が朱色を際立たせていて美しい。













水戸天狗党太平山本陣跡とされる石垣。















あじさい坂を下っていくと、途中から階段のすぐ側を平行する形で廃道が現れる。
朱色の装飾の施された小さな木造の橋があった。
旧参道なのだろうか。











下から見上げるあじさい坂。















途中に窟神社という小さな洞窟の中ある泉があった。
参拝してきた。













あじさい坂を下り切ると連祥院六角堂がある。
神仏分離令で山の上からここに移築されたそうだ。
参拝して先を行く。












謙信平に向かうのに再び別の階段を上っていく。
せっかく下ったのに……













車道に出てくると間もなく謙信平に到着。
上杉謙信の一行が見た景色ということだが、ちょっと天気が悪いのが残念だ。
平野の中に低山が海に浮かぶ島々のように見えることから、関東の松島と呼ばれていたとか。











謙信平の周りには土産店や飲食店が並び、観光客で賑わっていた。














謙信平から車道を少し戻り、坂を下っていく。















車道に出てきた。
尚も坂を下る。














大中寺に到着。
境内の中にある七不思議を探してみる。














不開の雪隠。
追い詰められた女が自殺して以来開けられていないという。













馬首の井戸。
馬の首を投げ入れて以後、井戸から馬の嘶きが聞こえたという。













東山一口拍子木。
東の山から住職にしか聞こえないという拍子木の音が鳴ると寺に異変が起こったという。













不断のかまど。
かまどの中で居眠りしていた修行僧が焼け死んで以来、火を絶やすことがなくなった。













枕返しの間。
旅人が本尊の方に足を向けて寝ると、翌朝頭が本尊の方を向いていた。













根なしの藤。
地面に刺した杖が成長して藤になった。














油坂。
学僧が燈明の油を盗んで逃げる途中、この階段を落ちて死んだ。
以来この階段を通ると禍に遭う。
実際に通ることができないようになっている。

以上、大中寺七不思議。









山門を潜り、立派な杉並木の参道を望む。















大中寺を後にする。
池上集落に入るが、ここでNo.10と分岐する。














車道を横断する。
そのまま山道に入る。














ここで歩く中山の中腹を通る山道は意外なほどに気持ちがいい。
木漏れ日の中を快適に歩いていく。













山道を抜けるとぶどう団地のブドウ畑に出てくる。
この辺りは日本でも有数のブドウの産地なのだ。
ちょうど良い時期に来たので、土産にブドウを買った。










ブドウ畑を抜け踏切を渡ると間もなく太平下駅に到着する。
帰ってブドウを食べてみたが、とても美味であった。
         

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