2013年11月2日土曜日

              

養老川自然歩道『歴史にふれるみち』

2013/11/02(土)

11月。今月は関東ふれあいの道はお休みして前から気になっていた養老川自然歩道を歩こうと思う。
養老川と言えば千葉県の観光地の一つである養老渓谷の紅葉。
千葉県の紅葉時期は11月末からなので、それまでに養老渓谷目指して下流から上流に歩いていくことにする。









五井駅に到着。
起点の養老橋までバスが出ているが、歩いてもそんなに遠くない距離だ。(自分はバスに乗ったが)













養老橋東側交差点が起点となる。
養老川自然歩道は写真のような指導標があり、それを辿っていくことになる。
「歴史にふれるみち」というのが今日歩くコースで、6km先の上総国分寺跡に向かうのだが、蛤の碑に向かう「海と親水公園のみち」というコースがあるようだ。
これはホームページや資料にも記載がなく、本当にコースがあるのか後に実地調査しようと思う。






養老橋から望む養老川。
それにしても今日は天気が悪く、今にも空が泣きだしそうだ。













養老川に沿って歩き出す。
大きな養老橋が見えた。
養老橋は国道297号の路線上にある。













歩き出して間もなく案内板があった。
ちなみに房総ふれあいのみち(養老川自然歩道)は千葉県が養老川沿いに整備している自然歩道である。












その先に行くとすぐに養老川は見えなくなり、面白みのない道を歩くことになる。














内房線の踏切を渡る。
内房線はそのまま養老川を橋で渡っていく。














踏切や車通りの多い車道の前には写真のような標識があり、コースの整備自体は行き届いている感じがする。













ときおりこういう里程標も見かける。
なかなかお金がかかっている。














何もない道をしばらく歩いていく。
退屈だ。














県道139号を横断して館山自動車道を潜る。
車通りが激しく横断歩道もないので、ちょっと怖い感じがする。













館山自動車道を潜った先に宇佐八幡神社という神社があった。
単調な道に飽きてきていたので、寄ってみることにした。












綺麗な参道を少し逸れた先に別の神社があった。
こちらの方が趣がある。
向拝も彫り物の装飾が施されていて見事だ。

「三山大神」と書かれた碑の立った塚もあって歴史を感じさせる。









同じような退屈な道を行くと再び国道297号に出てきた。
その交差点に立っている標識だが、これは間違っている。
ちょうど90度時計回りに間違って設置してしまったのだろう。
つまり、養老川下流側から来た場合、交差点を左に行けば上総国分寺、右に行けば西広板羽目堰跡だ。
上総国分寺跡はコースから逸れた寄り道になるが、このコースのメインの見所なので当然見に行く。




横断歩道のないところで国道を横断する。(標識がそこで上総国分寺跡を指しているため)
車通りが多いので注意だ。













小湊鉄道線の踏切を渡る。















上下諏訪神社のある交差点を右折する。
立派な神社のようだが、とりあえず上総国分寺跡を目指して先を急ぐ。













国分寺通りという住宅街の中の並木道を歩く。
自然歩道の趣は皆無で気分が萎える。














住宅街の中にそれと言われなければ気付かないような寺があった。
信隆寺と言うそうだ。













国分寺通りからさらしな通りに。
左側の歩道に標識があるので右側の歩道を歩いていると見逃してしまいそうだ。













さらしな通りを逸れた道に入る。
疑似木の標識があった。














ため池があった。
その脇を通る。














池の近くにある戸隠神社。















岩山にコンクリートを吹き付けたようなものの上に石碑がいくつか立っていた。
こういうものを見たのは初めてだ。













上総国分寺跡に到着。
創建当時の上総国分寺は失われて久しく、現在は往時の面影を窺うことはできず、一部は現上総国分寺と重複している。
写真は西門跡らしい。











市指定文化財の将門塔。
将門の墓として伝承されてきたが、実際は将門とは無関係であるとか。













こちらも市指定文化財の仁王門。
立派な木造金剛力士像だが、復元修理されたものらしい。













市指定文化財の薬師堂。
これは凄い。茅葺き屋根の立派なお堂だ。














高く伸びあがった屋根に大きく張り出した向拝も威風堂々としている。
薬師堂に見惚れていると、とうとうポツポツと雨が降り出してきてしまった。












さて、国道297号に戻って来て西広橋を渡る。















西広橋から養老川を望む。
西広堰が見えるが、板羽目堰は現在数年に一度組み立てるぐらいなので今日は見ることはできない。












権現堂橋が次のコースとの分岐点。
本コースは橋を渡って海士有木駅に向かう。














橋を渡ると田園の中に出て、そこを歩いていく。















海士有木駅に到着。
途中標識のない丁字路は右に。(左に行くと諏訪神社に)
国道は横断する。

ここがゴールであるのだが、海士有木駅を通過してこどもの国に寄り道する。
駅前には案内板があった。








駅前に鶏が歩いていた。
放し飼いにしているのだろうか。














遮断機のない踏切を渡る。
海士有木駅が見えた。














しばらく歩き急坂を登ると山倉ダム湖の堤上に到着する。














こどもの国に到着。
小さな遊園地だが、名前通り子供向けなので一人で入っていったら不審者扱いされかねない。

入口には本コースの案内板があった。

この後駅に戻ってそこをゴールとした。
         

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