2013/11/24(日)
養老川源流があるという麻綿原高原に向かい、清澄寺に至る。
麻綿原高原と言えば関東ふれあいの道『アジサイのみち』でアジサイが満開の頃訪れたことが懐かしい。
小田代バス停が起点となっているが、実際の小田代バス停は離れた場所にあり、老川バス停が最寄りのバス停になる。
養老川の紅葉は見頃だ。
養老川とは別れ御嶽山に登っていく。
登り始めると地味な林道の景色がしばらく続く。
展望も開けない。
『やまあいの郷を訪ねるみち』との分岐点に到着。
このコースはなおも登っていく。
突如展望が開ける場所があった。
と言っても眼下の景色を見下ろすわけではなく、植林の途切れた土地のようだ。
ひたすらに登る。
ときおりバイクのツーリング客やどこへ行くのやら車も通りかかる。
距離は長いが緩やかな坂が続くのでそれほど疲れることはない。
麻綿原天拝園に到着。
アジサイが満開だった頃の景色の面影はなく、寒々しい景色だ。
無性に郷愁に駆られた。
山々が遠く見渡せる。
もう空も冬の空気になりつつある。
突き抜けるような濃いブルーが気持ち良い。
僕の好きな季節が訪れようとしていた。
妙法寺。
枯れ木の中にあっても堂々とした佇まいだ。
清澄寺に向かって一杯水林道を歩く。
こちらの林道は日当たりが良く、自動車の通らない未舗装の山道なので歩いていて楽しい。
途中展望が開ける場所もある。
綺麗だ。
清澄寺に到着。
境内の大杉も懐かしい。
清澄寺バス停がゴールとなる。
この先『モミ・ツガのみち』も養老川自然歩道らしいのだが、関東ふれあいの道と全く同じ道どりなので歩きは省略しようと思う。
ということで公式の養老川自然歩道はこれで全て歩き通した。
養老川を通して房総の様々な景色を見てきた。
まさに「房総ふれあいの道」の名に恥じない道だった。
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