新・奥の細道（秋田）『No.30-31連絡コース』

2022/08/20（土）

淀川沿いの協和地区を歩き、羽後境に至る。

ほぼ国道を歩くだけの連絡コースだが、途中に憧れの一軒宿である強首温泉があるので、雄物川沿いを迂回して寄り道することになった。

雨の中の出発。

突き当りを右に。

県道に入る。

再び雄物川を渡る。

左折して雄物川沿いの道へ。

長い……宿はまだだろうか……

もう今日は疲れた……

雨の中を歩くのはやはり体力を消耗する。

防水性の低い雨衣なので雨はとっくに中の服を濡らし、体も冷えてきていた。

ようやく強首集落だ。

強首温泉樅峰苑に到着！

見よ！この風格のある門構え！

これが大正時代に建てられた、国の登録文化財になっている樅峰苑の建物。

風情があるなあ。

濡れた靴や雨衣を脱いで部屋へ。

宿の人に迷惑をかけてしまったな。

このあとは早速貸切露天風呂で汗を流した。

疲れ切った体にヨウ素泉の湯が沁みる。

夕食も、地の物を使った山菜料理などが本当に美味しかった。

2022/08/21（日）

８月の旅の最終日は晴れてくれたようだ。

朝食を頂いて出発。

強首の集落を抜けていく。

再び雄物川を渡る。

橋を渡ったら突き当りを左へ。

坂を上る。

暑いなあ。

道端に稲村容作の詩碑があった。

強首出身の農民詩人らしい。

ようやく国道に合流。

かなり迂回してきたなあ。

木々がなくなり開けた田園地帯になった。

ますます暑い。

淀川に架かる古い橋を取り壊していた。

長閑な風景が続く。

淀川沿いの諏訪神社。

涼しげな風景だ。

東北横断自動車道を潜る。

突き当りを右に。

暑い……

大平山地が近付いてきた。

橋を潜って淀川沿いの道へ。

いやあ良い風景だなあ。

涼しげで。

川は良い。

何やら魚を捕っている人がいた。

No.30コースの起点に到着。

今回はここまで。

少し歩いて羽後境駅に到着。

長い４日間だったなあ。