2022年8月20日土曜日

              

新・奥の細道(秋田)『No.31修験者の辿ったみち』

2022/08/20(土)

大平薬師、新波神社などを巡る。
かなり険しい山道なので、修験者が辿ったみちというのも納得だ。
再び雨の降る中の行程となった。














ここから高尾山荘まで一気に坂を上る。
なお、高尾温泉はすでに廃業している。









桔梗が咲いていた。












特に面白みもない九十九折の坂。
足早に上る。











ただいま高尾山荘。
2時間ぶりに戻ってきた。







ここで少し休憩していると、山荘の管理人の方がやって来て少し話し込んだ。
缶コーヒーをご馳走になった。









国道を更に奥に進む。











分岐点。
ここから裏の参道へ。










荒れた林道。
下草は払われているが、あまり人の往来はないようだ。









大平薬師。
山の中にひっそりと佇んでいる。
ううむ、簡素な建物だなあ。
これじゃ物置小屋みたいだ。
参拝。







ここからどっちへ行けば良いのか逡巡していると、藪の中にピンクテープを見つけた。
見失わないように慎重に辿っていく。







道は本当に不明瞭だ。
気を抜いたら迷いそう。










またしてもお堂。
建物が多少立派なので、これが太平薬師の本堂だろうか。
それとも、案内板に記載のあった保食神社というのがこれだろうか。
周囲に何も案内がないので分からない。




もう一つ建物があった。
これは何だろう。
ううむ。









鳥居を潜る。











急斜面を狭い九十九折の山道で下る。










やはり道が荒れている。











最低限の人手は入っているようだ。
ピンクテープもあったし、一応、神社の参道だからな。








とうとう雨が降ってきてしまった。
今日も雨か……









長い九十九折の山道を下ると、鳥居を潜り林道に出てきた。










林道も意外と長い。
そろそろ人里が恋しい。










休耕田だ。
人里が近いぞ。










もう一度鳥居を潜ると人里に出た。
しかし、こうしてしっかり鳥居が立っているのを見るに、かつてはこの道も高尾山への主要な参道だったのではないだろうか。
国道が通ってから寂れたのか。





集落を抜けて国道に出てきた。
やや北よりの国道からスタートしたので、高尾山へ大迂回して降りて戻ってきた格好になる。








国道を行く。
やはり古い街道の雰囲気がある。










交差点のスーパーの自販機でコーラを買って休憩。
やれやれ疲れたな……








新波神社だ。











参拝。
拝殿の屋根を支える力士と龍の彫刻は、完成まで百日を要した傑作なのだそうだ。








コースマップに記載されている公園に入る道が見当たらないので、仕方なく迂回する。









ここが合流点だろうか。
藪……だよな。










溜池のようだ。











キャンプ場に出てきた。
雨なので当然誰もいない。
寂しい。









土砂降りになった。
この辺りに分岐があるはずなのだが……やはり見当たらないので、そのまま坂を下る。








公園を抜けた。










案内板があった。
そして、ここが合流点のようだ。
やはり、かなりの藪道のようだ。
もはや誰も歩いていないのだろう。







協雄大橋を渡る。











雨に煙る雄物川。
濁ってるなあ。










ここから大仙市のようだ。











小種というバス停が終点なのだが、バス路線はとうの昔に廃止されたようだ。
それどころか、圃場整備で道自体付け替えられてしまっていて、本来の終点が何処だか見当が付かない。
恐らく消えてしまったのだろう。
近い場所を終点として、今日の宿を目指す。
         

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