新・奥の細道（秋田）『No.32海と川の蛇行を眺めるみち』

2022/08/19（金）

高尾山に登る。

山頂近くにキャンプ場があるので、そこに宿泊するのが良いだろう。

コース名のとおり日本海と雄物川を見下ろすことができる。

本来は周回コースだが、No.31コースとの接続が良くないので、一部往復することにした。

おかげで高尾山に二度登ることに……

山頂近くまで国道が通っている。

まずはそこまで坂を上るぞ。

いきなり森の中に。

いや虫が凄いな。

雨上がりだからか、やたらハエが多い。

だいぶ上まで来たな。

狭い道ながら結構車が通る。

そろそろかな。

着いたようだ。

高尾山荘。

キャンプ場はもう少し奥にあるのだが、熊が出るので山荘の脇にテントを張って良いとのこと。

テント設営。

ちょっと早く着きすぎたな。

まあ、昨日は大変だったから今日はゆっくりするか……

高尾山荘からの眺め。

雄物川と大平山地が一望のもとに。

良い景色だなあ。

昼寝をしているとあっという間に夜になってしまった。

2022/08/20（土）

翌朝。

ううむ、今朝の天気はいまいちだな。

しかし雲間から陽が差してきて幻想的な風景だ。

テントを撤収してコースの続き。

高尾神社に向かう。

溜池のようだ。

林道を上っていく。

ここから山道のようだ。

木階段を上っていく。

高尾山山頂に到着。

雄物川と日本海を一望できる。

朝イチの登山は気持ちがいいね。

少し降りたところに高尾山神社がある。

参拝。

狭い石段を下りていく。

ちょっと怖いな。

長い石段を降りてきた。

しかしここも虫が多いな。

うっとおしい。

一周して高尾山荘まで戻ってきた。

このまま一旦、もと来た道を戻る。

坂を下る。

麓の集落まで戻ってきた。

そのまま集落を歩いていく。

高尾神社里宮。

杉の大木が圧巻。

参拝。

俳人、石井露月の家。

ここで医業を営む傍ら、俳句の指導なども行っていたそうだ。

国道に出る。

雄物川沿いに出てきた。

石巻の清水。

高尾山からの湧き水で、古くから地域の人々の喉を潤してきた。

未だにこうして滾々と水が湧き出ているのはありがたいことだ。

清水で顔を洗ってさっぱりした。

かつてはこの辺りから川下りの舟が出ていたようだ。

古いガイドブックによれば、本来はNo.33コース『雄物川舟めぐりのみち』もここを起点としていたと思われる。

高尾温泉前バス停に到着。

さあ、気が乗らないがここからまた高尾山に登るぞ。