2019年5月3日金曜日

              

新・奥の細道(岩手)『No.35猿ヶ石川と桜並木のみち』

2019/05/03(金)

猿ヶ石川沿いを歩いていく長閑な道だ。
桜の並木道や釜石線を走る列車を眺めながら古刹も訪ねる。
なんとか桜の季節に間に合ったようで僥倖であった。
川沿いに見渡す限り続く桜並木は見事の一言。






















北上駅近くのホテルでゆっくり休養したので、元気いっぱいだ。
近くに美味しい定食屋もあったので夕飯にも大変満足した。
今回の選択は大正解だったな。
朝は北上駅の蕎麦屋で蕎麦を食べてきた。















柏木平駅に到着。
すでに昼前の時刻だが、今日は日没までに宿に着けば良いし、昨日ほど距離も伸ばさない予定なのでね。
















ふるさと交流館に到着。
さて、ここでは……

















地ビールが飲めるのである。
歩く前からゴキゲンだぜ。
わさびエールを飲んでみた。
この辺りはわさびが名産らしいので。
うーむ、不思議な味だな……














ふるさと交流館を後にし、国道を歩き始める。


















橋を渡る。


















鱒沢やな場に寄り道するのだが……
これか?
調べてみると、どうやら現在は移転してしまったようだ。
















鱒への鎮魂碑だけが残されていた。












川沿いに農耕地の広がる、山間の里を眺めながら歩いていく。
いやあ、長閑な景色だな。























遊井名田番所跡。
南部藩と伊達藩の境の番所で、かつては沿岸との交流が盛んであったのでここに番所を設けたのだそうだ。









湧き水だろうか。
上水道という文明のインフラ網の栄えた今でもこうしてこんこんと水を蓄え、そして人々に使われているのはなんとも感慨深いものがある。






















ここで猿ヶ石川の左岸に移るのだが、その前に右岸の桜並木を見に行ってみよう。











おお!関東ではもう散ってしまった桜だが、東北ではまだまだ見頃だ!
今年は4月に寒い日が続いたこともあり、見頃の時期が長いことも幸いしたようだな。
これは僥倖だ。














青い空と山並みと桜並木。
最高の景色をしばらく堪能する。
しかし、驚くほど人気がない。
連休中なのに……
こんな素晴らしい景色を独り占めしている。





















橋を渡り、再び国道に。


















白山神社に寄り道する。
荒谷前駅の脇を通る。

















ここが入口のようだ。












白山神社の鞍迫観音堂。
一度は火災で燃えたものの、半焼の姿になりながらも尊像は残り、寄金により再びここにお堂を再建したという謂われがあるそうだ。
参拝した。














国道から川沿いのサイクリングロードへ移り、最後は再び桜並木を歩く。














途中、座り込んでコーヒーを飲んで休憩していると、釜石線を蒸気機関車が走り抜けていった。(写真では撮れなかった……)
良いところだなあ。






















再び国道に合流すると、間もなくゴール。
続けて連絡コースを歩く。
         

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