2019年5月2日木曜日

              

新・奥の細道(岩手)『No.34-35連絡コース』

2019/05/02(木)

種山高原から下り、山間の里を抜けて柏木平へ至る。
高原から望む山脈は素晴らしい景色だが、人里に下るまでが長く、不安になる。
里へ降りてからも長くて疲れる連絡コースだった……。






















道の駅で休憩。
肉を焼いていたので買って食べてみた。
しょっぱい。
塩振りすぎ。















柏木平までは遠いので、地図を見て最短のルートを歩くことにした。
まずは物見山まで登り返さなくてはいけない。
姥石神社の脇道から登るのが最も早そうだ。
















適当に道を選んだつもりだが、意外にも陽当たりの良い爽快な雑木林の中を歩いていく気持ちのいい道だ。

















下ってきたときのようなカラマツの並木道になる。


















No.34コースの稜線の道に合流した。


















物見山山頂への山道が分岐しているが、山頂へは向かわずそのまま車道を歩き、No.34コースと別れる。


















人気のない道を歩いていく。












広い草原地帯に出てきた。














視界が開け、地平線まで続く山脈を望む。
これからあの山脈を通り抜けて柏木平まで歩くのか……
果てしないな……
風が強く吹き付けてきて寒い。
なんだかこの世の最果ての景色を見ているような感覚を抱いた。



















長い九十九折を終えると陰鬱な雰囲気の森に入った。
途中、何台かジープが脇を通り過ぎていった。

















しばらく下ると沢を橋で渡る。


















小さな峠を越える。


















もうかなりの時間、山中を歩いた気がするのだが……
人里はまだか……

















メガソーラーの工事現場に出てきたようだ。

















工事現場に勝手に侵入しているようで、あまり気分は良くないのだが、工事現場の道を抜けていく。

















ようやく抜けたようだな。
やれやれ。
少し座り込んで休憩する。











ようやく人里に降りてきたようだ。
長かったな……
しかしここからがまた長い……























県道に合流する。
……やっとか!

















長いな……
昨日の疲れも影響しているのか、もう足が痛い。
クタクタだ。
何度か座り込んで休憩する。








小友川だ。

























もうすぐ国道……のはず。


















釜石自動車道を潜る。


















猿ヶ石川だ!
橋で渡る。

















国道に合流!
あと少しだ!

















ふるさと交流館に到着。
ここがゴール。
No.35コースの案内板もあった。
長かったな!
21.3km。
距離にしてみるとそこまででもないのだが、景色の変化が乏しかったせいか余計に長く感じた。












近くに柏木平駅がある。
当初の予定ではどこか野宿できる場所を探すつもりだったのだが、予想外に疲れたのでホテルでしっかり疲れを取りたい。
ということで北上駅の近くに急遽ホテルを予約した。
ゴールデンウィークなのでどこも駄目かと思ったが、助かった。
釜石線で花巻駅に向かい、そこから東北本線で北上駅に向かった。
         

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