2016年6月11日土曜日

              

東海自然歩道(神奈川)『No.04ギフチョウのみち』

2016/06/11(土)

ギフチョウの季節は終わってしまったが、代わりにとても静かな中歩くことができた。
山頂近くの木階段を除けば終始歩きやすい穏やかな道で、草花の種類も多く素晴らしい道だ。
しかしこの季節、ヤマビルが多いので注意だ。
また、起終点ともに交通が不便なのでよく調べてから行く必要がある。



















藤野駅に到着。
まずは08:00初のやまなみ温泉行のバスに乗る。

















赤沢でバスを降り、事前に予約した乗合タクシーで篠原まで行く。
藤野駅~赤沢まで180円、乗合タクシーは一律200円でお得だ。
ここまで歩いてくるのは大変だし、タクシーだと料金が高いので、乗合タクシーを利用することをお勧めする。(ただし予約しないと来ない)















県道518号を少し南下したところで右の道に逸れる。


















道端にドクダミの花がたくさん咲いていた。


















沢沿いの集落の奥地を抜ける。
民家の住人に「石砂山に行くならヤマビルに気を付けて」と声を掛けられた。
うう……そういえばもう奴らの季節か……
















橋を渡って山道に入る。



















登山道の割に遊歩道のような穏やかな道だ。
朝日が差してきてとても爽快だ。

















すぐに尾根に取り付いてしまう。
以後もしばらく穏やかな道だ。
ギフチョウの保護に関する注意書きが度々現れる。
















ここ最近は賑やかな山ばかり登っていたので、こんなに静かな山は本当に久しぶりだ。
やっぱり静かな山は素晴らしい。
樹々のざわめきや鳥の囀りも独り占めだ。
















山頂まであと300mのところで急な木階段が現れる。
コース中唯一苦しいところだ。

















意外と長いな。
あと少しだ。


















石砂山山頂に到着。
一人先客が居たが、今日唯一擦れ違ったハイカーだった。

















丹沢の稜線を眺める。
あっという間に着いてしまったが、ここでコーヒーブレイクにした。
アイスコーヒーとフルグラを少し食べた。
日当たりの良いところはハエが多くて少し煩わしい。















山頂から階段を下る。



















少し陰気な北側斜面をトラバースする。


















尾根に出てくると再び明るい雰囲気に。


















植林地に降りてきた。
一人静が群生していたのだが、花期はもう終わってしまったようだ。

















送電塔が現れると樹木のない開けたところに出てきた。


















道志川沿いの集落を見下ろす。



















小さい可憐な白い花が房状に咲いていた。
花が下向きに咲いているからエゴノキだろうか。

















ウツボグサの花だ。
面白い形をしている。


















樹林の中に戻る。



















伏馬田と菅井の分岐。
連絡コースでまた戻ってくるが、このコースではとりあえず伏馬田に下る。

















少し日当たりの悪い沢を渡る。
ここは蝶や蛾が沢山飛んでいて、「もしかしたらギフチョウかも」と立ち止まって蝶を追いかけたりしているとすっかりヤマビルに集られてしまった。
靴を見るとヤマビルがびっしりと……
摘んだりデコピンしたりで払い落とす。














擂鉢状の洗掘された道を下る。
少し足場が悪い。


















石畳の道になった。



















車道に出てきた。



















車道を下っていくと、道志川を橋で渡る。


















道志川を望む。
向こう側に見えるのは大室山だろうか。
山と川の配置が絵画的で美しい景色だ。























橋を渡ると坂を上り返す。



















国道413号を横断する。



















国道の旧道に入る。



















おや、アオダイショウが道の真ん中に。
そんなところに居ると危ないよ……

















西野々バス停に到着。
ここがNo.6コースの起点になる。
しかしここも交通不便なところだ。
バスの本数は少ないので、公共交通機関を使う場合は、相模湖駅6時発のバスから三ヶ木でバスを乗り継いで来るか、ここにある民宿に前日泊するしかない。

続けて連絡コースを歩いてNo.5コースの起点を目指す。
         

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