2015/12/05(土)
貫前神社と長学寺を訪れる。
特に貫前神社は雅な雰囲気があって素晴らしい。
また、途中の高台からは上毛三山と浅間山がとても綺麗に見えるので感激できる。
上州一ノ宮駅に到着。
少し歩くと宮崎バス停に着く。
スタートから少し迷ったが、宮崎バス停から少し県道を下ったところで道を左折し、写真の坂の脇の道を歩いていく。
少し小高い丘陵地に登る。
象徴的な老木の側に出てきた。
歩いていくと右手に立派な鳥居が現れる。
富岡市街地を見下ろす。
そして左手には早速貫前神社が現れる。
貫前神社は全国的にも珍しい「下り参道」。
本殿に向かって階段を下っていくのは何だか妙な感じだが、視覚的に新鮮なだけでなく本殿が美しくよく映えている。
唐様を思わせる雅な佇まいだ。
ここがチェックポイントなので写真を撮って参拝してきた。
貫前神社を後に少し行ったところに富岡市社会教育館という建物があった。
見学無料とのことなので、せっかくだから中を覗いてみる。
入ってみて驚いた。
これは凄いな。
昭和11年に建てられた近代和風建築らしく、かなり大きな建物だ。
元は道場として建てられたものらしく、凛とした雰囲気が漂う。
中にも入れる。
今は研修所として使われているようだ。
さて、坂を下っていくと妙義山を背後に鳥居が見えてきた。
一度集落に降りて歩いていくと、高田川を橋で渡る。
妙義山がもうあんなに遠く見える。
途中、住宅地を抜けるが、コースマップと道が違う上に標識もないので迷う。
道なりに進むのが良いようだ。
集落を一度抜けて小さな峠を越える。
峠を越えて坂を下るともみじ平総合公園が右手に見える交差点に出てくる。
左手にある少し小高い丘に登って見下ろしてみた。
集落を歩いていると途中から急坂で高台に登る。
車通りの多い車道をしばらく歩き、畑の方の道に逃れると視界が一気に開け、上毛三山や浅間山を見渡せる素晴らしい景色が広がる。
写真は妙義山と冠雪した浅間山。
榛名山と赤城山。
美しい……
素晴らしい景色だ。
群馬を象徴する四つの名峰がこんなに綺麗に見ることができたのは初めてだ。
これこそ「群馬の景色」に相応しい。
正面に榛名山を見据える。
榛名山は晩夏の頃に登ったのだよな。
赤城山は前の冬の終わりに……
群馬県はとにかく名峰を登るのが楽しかった。
これから入る高崎市は特に榛名山がよく見える。
集落を抜けると舗装がなくなる。
しばらく整備された山道を歩く。
何とこんなところで車とすれ違った。
長学寺が見えてきた。
左手の墓地に長学寺の虎銀杏がある。
残念ながらもう落葉してしまったようだ。
銀杏の奥に前田家の霊廟がある。
この地の有力者の一族だったようだ。
長学寺の本堂に参拝した。
梵鐘が納められた特徴的な山門。
貫前神社もだが長学寺も唐様建築の趣きがある。
石段を下りると途中に子安観音がある。
母が赤子に授乳している像だが、ある女が争いの最中逃げ延びてきて出産したものの、母子ともに殺されてしまったという伝説があるそうだ。
長学寺を後に歩いていく。
この辺りはもみじ谷と呼ばれる紅葉の名所らしいが、晩秋を過ぎた初冬の今の時期にあっても紅葉した葉を落とさない樹木が多く、なるほどと感心してしまった。
しばらく歩くと県道に出る手前に案内板があったのでそこをゴールとした。
すぐ近くに中高尾バス停があるが、バスが来るまでまだかなり時間があったので、昼食をとれるところを探しがてら連絡コースを歩くことにした。
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