2015年10月4日日曜日

              

関東ふれあいの道(群馬)『No.14道祖神のみち』

2015/10/04(日)

長閑な山間の集落を巡りながら、終盤ではいくつか社寺を目にする。
派手さはないがのんびり歩くには適したコースだ。

























まずは榛名川を渡る。





































明るい植林地を緩やかに上っていく。

















右折する。



















空が綺麗だ。
天候に恵まれて爽やかな秋晴れである。
















見晴らしの良いところから南を見下ろすと山影が見えた。
秩父山脈だろうか。
右端に見えるのは……もしかして妙義山かな。














坂を上り切ると平坦な道になる。


















振り返ると今度は榛名山が見えた。


















さわらび療育園の前を通る。


















少しだけ森林の中を歩く。



















十字路に出てきた。
ここはさっきよりよりはっきり山脈が見える。
指導標はないがそのまま直進する。














坂を下ると山間の長閑な集落に出てきた。
しばらくこの集落沿いの道を歩く。

















やがて国道沿いの集落が見えてくる。

















大きな杉の古木が立っている。

























大きな杉の古木が佇んでいるのが戸榛名神社である。
急な階段を上った先に拝殿がある。
参拝してきた。














かつての鳥居は花に覆われていた。
まるで手向けの花のようだ。
























国道には出ずに手前の狭い道に入る。
たわわに実った稲穂が美しい。
















進んでいくと道脇に全透院がある。
ここはチェックポイントなので写真を撮ったのだが、ちょうど葬儀が行われていたので何となく居辛かった。
ちなみに本堂の背後の山は栗崎城址であるそうだ。













毎年思うがこの時期は本当に歩いていて気持ちがいい。
特にこういう長閑な田園風景が見られると本当に安らぐ。















少しコースを逸れたところに神明宮がある。


















境内の隅の方に道祖神が幾つかまとめて置かれている。
榛名講の参道であったこの地域は特に道祖神が多いそうだ。
夫婦仲睦まじい姿が彫られているのが何とも微笑ましい。













コースに戻り少し歩くと案内板があった。
ゴールのようだが……はて、このあたりに藤鶴姫の墓があるはずなのだが……














とりあえず国道に出よう。
田んぼと畑の間を縫うような道を下りていく。
















国道に出てきた。
すぐに高野谷戸バス停がある。

















国道を来た方向に少し戻ると……あった。
これが恐らく藤鶴姫の墓だろう。
何だか民家の庭の裏手みたいなところにひっそりとあるので少し入りづらい。
実際はこの墓地の片隅にあるのが姫の墓だったようだ。
ちょっと勘違いしてしまったが……
藤鶴姫とは箕輪城主、長野業盛の妻で、武田信玄の侵攻により落城し、逃げている最中に味方に声をかけられ、敵と勘違いしてこの地で自害してしまった、という悲話があるそうだ。
         

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