2021年7月23日金曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.28権現崎をめぐるみち』

2021/07/23(金)

名前のとおり権現崎を巡るコースなのだが、コースのほとんどが現在は通行止めになっている。
展望台までは行くことができるので、通行止めを守るならば往復コースということになるだろう。















コースを出発すると下前漁港に出てきた。











漁港を抜け、海沿いの道を歩いていく。
岬の突端が近付いてきた。











コースマップではもう少し先まで行くはずなのだが、ここに東北自然歩道の標識があった。
恐らくこの先は通行止めになっているため、標識が付け替えられたのだろう。
しかし、今思えばこの先がどうなっているのか見にいくぐらいはした方が良かったな。
この日はとにかく暑く、この先には急登があるのでなるべく体力を使いたくなかったのだと思う。

民家の裏手の細道を行く。
かつては権現崎展望台まではいくつか道が通じていたようなのだが、現在通れるのはこの道だけらしい。
地すべりや崖崩れの影響なのだろうが、景勝地への道が復旧がされないままというのはやはり悲しい。





階段が始まった。
よし、気張っていくぞ。











尾根に登るまで階段の急登が続く。
今回最初で最後の踏ん張りどころだ。
木陰に入るので、暑さからは逃れられる。








はあはあ……
尾根に到着!
キツかった〜けどそれほど長くない登りで助かった。
ベンチに腰を下ろすとヤブ蚊が群がってきてゆっくり休めやしない。
ああもう……
そして北の海岸の道が通行止めなのは知っていたので、迂回のために使おうと思っていた山手コースも通行止めになっているのをここで知る。
がっくし。

歩きやすい尾根道を歩く。













一時、視界が開ける。
結構登ってきたんだな。











本来の地図に載ってるコースと合流。
本来のコースはもう少し海岸沿いを行った先のキャニオンハウスというところから登ってくるようだが、キャニオンハウス手前で地滑りがあるため通行止めになっているようだ。
道を見ると藪っぽいけど何とか歩けそうに見える。




神社が見えたぞ。












尾崎神社。
平安時代からここは修験者の聖地として、山全体が権現として崇められてきたらしい。
参拝。









神社の裏手に登るとようやく展望台だ。











展望台からの眺望。
大絶景!
しばらく景色を眺めていたいのだが、暑すぎてここで休憩するのは無理だ。
日陰にいかないと干からびてしまいそうだ。
とりあえず展望台脇の木陰に座り込んで休憩した。














神社脇から北の海岸に降りる道があるが、ここもロープが張られて通行止めになっていた。
まあ、知っていたのだが。
今日は廃道に挑むのは止めておこう……
ということでここからは折返しになる。






せっかく苦労して登った道を下る。
再び漁港が見えてきた。











スタート地点に戻ってきた。
暑すぎる……ので自販機でジュースを買って、地べたに座り込んでしばらく休憩。
全くこんな日は歩くどころではない。







とは言えゴールはまだである。
北の小泊漁港に行くために峠を越える。











権現崎の尾根を越える。












坂を下っていく。













漁港に出てきた。
左へ。











イカが干してある。
昔ながらの漁村の風景だ。












漁港の奥の駐車場に案内板があった。
迂回してきたが、ここがコースの終点である。









断念した海岸コースはどうなっているのだろう。
気にはなる。











今日の宿だ。
コースのすぐ脇にあって便利がいい。










こじんまりとした民宿だが、とにかく飯が旨くて大満足であった。
やはり漁港で取れたての魚介料理は違う。
これが本当の郷土料理というものなのだろうなあ。
         

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