連絡コースだが、今回の旅のハイライト!美しい竜泊ラインを歩く。
絶景の海岸線のあとは長い上り坂が待っているが、頂上の展望台からの眺望に達成感はひとしおだ。
始点は小泊漁港から終点は竜飛岬まで。
約27kmのロングコースだが、是非歩くべき素晴らしい道だ。
民宿で旨い朝飯を頂き、小泊漁港から出発。
今日も快晴である。
暑くなりそうだ……
漁村を歩いていく。
津波は怖いね。
今回の旅でも連絡コースでこの国道をずっと歩いてきているが、今日は龍飛崎までこの国道と共に歩く。
よろしくな。
竜泊ラインに入ったようだ。
竜飛まで24km!
長いなあ……
峠を越えるようだ。
難なく越える。
地味だがここが国道と県道の分岐点。
ここで県道に入れば三厩までショートカットできる。
龍飛崎は経由しないし、竜泊ラインのハイライトも見逃すことになるが。
当然直進する。
折腰内オートキャンプ場の脇を通り抜けていく。
計画段階ではここに泊まることも考えていた。
まだ歩き始めたばかりだが、少し休憩。
アイスクリームを食べたりした。
暑いからね。
楽しみだ!
おおお〜っ!!
大絶景だ!
津軽山地が日本海に落ち込む間際を道が切り裂いている。
余談だが、ここにはかつて津軽森林鉄道が走っていたそうだ。
過去を知るとまた違った景色が見えてくる。
小泊海岸にある最後の宿だ。
営業してないように見えたが、一応泊まることができるようだ。
ここに泊まるのも良かったな。
まだまだ美しい海岸線が続く。
本当に絵になるなあ。
爽快すぎる道だ。来た甲斐があったなあ。
七段に落下して日本海に注ぐ七つ滝沢。
ここでグロッキー。
滝から流れる清流で顔を洗って、しばらく日陰に座り込んで休憩した。
暑い……
ついでにタオルに水を染み込ませて首に巻き、即席の冷感タオルにした。
ここから三厩へ抜ける道は遊歩道になっていて、みちのく松蔭道と呼ばれている。
かつて吉田松陰が算用師峠を越えて三厩へ向かった道を辿っているのだという。
楽しそうだが、我が道はそのまま北へ、竜飛崎に向かう。
竜飛崎までの長大な峠越え。
それじゃあ、気合い入れていこう。
美しい景色だ。
まだ人類の開拓の槌音が響いていた時代の、本当の意味での旅の風景とはこういうものだったのではないだろうか。
竜泊ラインを開削した陸上自衛隊第9師団の坂本団長の名に因むものだそうだ。
ここで一息つく。
谷を渡った先は峠まで一気に九十九折で上ることになる。
頑張っていこう。
それにしても、もはや慣れたことだけど、こういう長大な車道の峠道を歩くような奇特な人はなかなか居ないだろう。
うええ……まだかよぉ……
木陰で休憩する。
オーバーヒートだ。
今回は流石にキツかったな……
ぐったり……
のたうつ蛇のようだ。
東屋で休憩しながら、バイクツーリングで来た人と少し話した。
権現崎も見える。
ずいぶん歩いてきたなあ。
感無量だ。
空気もひんやりしてきた。
竜飛崎が近づいてきた。
ちょっと休憩。
ガスってるなあ……
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