2021年7月22日木曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.27安東史跡をめぐるみち』

2021/07/22(木)

戦国時代にこの地を支配していた津軽安東氏にまつわる史跡を訪ねる。
山王坊日吉神社、春日内観音堂、唐川城跡、大沼公園など見どころは多い。
日吉神社から少しだけ藪漕ぎがある。















安東シンボル塔。
山王坊日吉神社の鳥居を再現したものらしい。










参道……今は農道のようだが……を歩いていく。
向こうには津軽の山並みが雲の合間に覗いている。










杉林の中に日吉神社の境内がある。
トイレもあったので用を足しておいた。









拝殿に参拝してきた。
今ある拝殿は再築されたものだが、かつては低いところに川を跨いで建つという独特の建築だったようだ。









続きの道は……こっちか……。












うおっぷ……また藪漕ぎかよお……
藪に溺れながら斜面の踏み跡を辿っていく。
木階段があるのだが、途中から無くなってしまう。
踏み跡だけが頼りだ。







いかん……踏み跡を見失った……と思って周りを見渡すと小さな鳥居が見えた。
こっちか……









藪を脱出。
かつては奥の院があったそうだが、この辺りだったりするのだろうか。










車道に出てきた。
ぐおお……両脚がめちゃめちゃ攣ってる……!
いってえ……!









ぐぎぎ……
相変わらず両脚が攣って激痛が走っているが、立ち止まっていても治らないので無理やり脚を引き摺って歩く。
そうしているうちに少しずつ痛みが引いてきた。







春日内観音堂への参道に入る。












鳥居の前に広場があった。
ここで座り込んで休憩。
あ、暑い……
inゼリーエネルギーレモンを飲んでエネルギーと塩分補給。
疲れた……
けどもう一踏ん張りだ。







坂を上っていく。












春日内観音堂。
参拝。












更に坂を上る。












頂上に東屋のある広場がある。
ここが唐川城跡のようだ。












唐川城跡の展望台から十三湖を望む。
雲が無ければ岩木山も見えるはずなのだが……
唐川城は安東氏が福島城を捨てた後、最後に立て籠もった居館だったという伝承があり、今も井戸の跡が残っているそうだ。














さて、あとは下り坂だ。
配水池の脇を下っていく。












下り坂の途中で大沼公園の遊歩道に入る。
あまり歩かれてなさげな雰囲気だが……大丈夫か?









しっかり整備されており、藪の侵食は少ない。
助かった。











広場に出てきた。












大沼だ。
ボートを漕いで楽しんでいる人たちを見てほっとする。











更にしばらく遊歩道を歩くと遊具のある広場に出る。











コースマップでは最後まで大沼を橋で渡ることはないはずなのだが、他に道が見当たらないので、仕方なく橋を渡る。










大沼。
長閑な風景だ。











大沼公園を抜けて国道に出てきた。
水筒の水を切らしていたので、自販機で水を補充した。










あとは十三湖まで車道を歩いていく。











県道に突き当たる。
もう少しだ。












着いた。
十三湖の中之島公園前が終点。
案内板もあった。
さあ、今日は中之島公園でキャンプの予定だが、その前に……








十三湖に来たらしじみを食べないとな。
中之島公園前の店で名物のしじみラーメンとビールを頂く。
うぐぐ……旨い!疲れた身体に染み渡る!
突き出しで出てきたしじみの佃煮もめちゃめちゃ旨い……
買って帰りたいぐらいだ。





中之島への橋を渡る。
十三湖が美しい。
西洋の絵画のようだ。














キャンプの申請をして……













十三湖の湖畔にテントを張る。
風が強くてなかなか上手く張れず苦戦してしまった。
ペグを持ってくれば良かったな。
テントが飛ばされそうだ。
しかし、この風のおかげで夜は幾分か涼しく過ごすことができた。
         

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