2018年10月27日土曜日

              

新・奥の細道(宮城)『No.20みやぎの明治村のみち』

2018/10/27(土)

登米町の歴史的建造物を観てまわる。
短いコースだが見どころは沢山。
じっくりまわれば半日かけても足りないぐらいなので、時間は余裕をもっておこう。
教育資料館はこれまで観た建築の中でもとりわけ素晴らしいものであった。
機会があればまた訪れたい。





















登米大橋を渡る。


















本日の宿に到着。
うう……疲れた……
宿に入り、荷解きもそこそこにぐったりと倒れ込む。
少しした後に風呂に入り、夕飯を頂いた。
牛タンを供する店が併設されているだけあり、牛タンが出てきた。
他にも鰻の蒲焼や刺身など、宿泊費の割に豪勢な夕餉であった。













アメニティの類は物足りない感じもするが、宿の中の雰囲気は中々良い。
僕好みだ。
宿では飲み物を売っていないので近くのスーパーまで買いに行き、晩酌の後に就寝した。
足腰が立たなくなるまで歩いたので生まれたての子鹿のような無様な様である。
寝て少しでも回復しなければ。













2018/10/28(日)

起床。
まだ疲れている感じがするので、ゆっくり朝食を食べてから9時前に出発した。








早速警察資料館がある。
明治22年竣工の旧登米警察署庁舎で、そのまま現存している。
明治らしい見事な和洋折衷建築だ。














中は見学できるようになっている。
これは素晴らしいね。
























草飼山に寄り道する。
まずは子育神社に参拝。











大きな桂の樹が道沿いにある。

























坂を上っていく。


















登米神社。
参拝してきた。

















更にしばらく坂を上る。


















コースマップ通りに分岐に入ると急に視界が開け……































おおー!
絶景絶景。
登米の広大な平野を一望する。
人気もないし静かで最高のロケーションだね。
ここでコーヒーを飲んでしばらく休憩した。





















草飼山を降りて街中を歩いていく。
お、だんご屋!
いいねえ、ちょっと一串食べて行こうか。
また休憩。







往来には歴史的な建造物がそこかしこにあり、歩いているだけで楽しい。















春蘭亭。
旧鈴木家武家住宅を整備したもので、今は茶屋になっている。














後で利用させてもらったが、内装も素晴らしい。














旧水沢県庁舎。
明治5年竣工。














内観。
ここは観れるところが少ない。
























さあ、やって来ました。
今日のメインディッシュ。
教育資料館。旧登米高等尋常小学校。









いざ入場。
おお……














おお……!














うおお……!













凄い……!
これぞ明治建築!
和洋折衷の粋を尽くした建築だ。
興奮しながら歩きまわり、気付けば1時間近く経過していた……。
これは素晴らしい建築だ。
よくぞ現存していてくれたものだ。



















教育資料館を後にするとすぐにゴール……この辺りか?
本当はもっと先まで歩く予定だったのだが、お昼になっちゃったな。

















せっかくなので名物らしい油麩丼とはっと汁を食べた。
素朴な味で美味しい。










調べるとここまで仙台駅行きの高速バスが出ているそうだ。
交通の便も良さそうなので今回の度はここまでにしてしまおう。
バスが来るまで時間があるので北上川の土手で昼寝をした。
涼しくて気持ちがいい。



















高速バスで仙台駅に向かい帰路に就いた。
三日間の旅ともなると帰路はやはり何とも切ない気分になった。
         

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