2017年9月25日月曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.11-12・22連絡コース』(未完)

2017/09/25(月)

浄土平から下山し、福島市街地を目指す。
途中、高湯温泉で一泊した。
序盤は荒涼とした火山帯の風景や福島市街地を見下ろす眺望が目を楽しませてくれるが、それ以後は概ね退屈な道だ。
しかし、福島市街地へ着くといよいよ福島県の旅も終盤へ差し掛かったのだという実感があった。
















浄土平から車道を下っていくと、早速福島市街地が眼下に見えてくる。
信夫山がシンボルになっているのだな。














荒涼とした不毛の大地に道が横たわる。
凄い風景だ。
この辺りは火山性ガス発生地につき立ち止まるな、とのこと。
歩いて大丈夫なのかなあ……。
確かに硫化水素の臭いが立ち込めている。




















よくこんなところに道を作ったものだ。
極限の道路風景だ。
千葉のおせんころがしを彷彿とさせる。
















掘割を抜ける。


















福島市街地を見下ろしながら歩いていく。


















天狗の庭という山裾の平野を見下ろす。


















不動沢橋を渡った先に休憩施設がある。
日も暮れてきて肌寒くなってきた。
上着を羽織る。








福島市街地の広がる福島盆地を望む。
こういう瞬間が本当に好きだ。
旅の醍醐味である。






















2017/09/26(火)

いきなり翌朝の写真で申し訳ないが、不動沢橋以降は眺望も得られず、徐々に日が沈み暗くなる中、延々と九十九折を下ったのみである。
18時過ぎのすっかり暗くなった頃にその日の宿であるログキャビンステラポートユースホテルに到着した。
1泊2食付きでも宿泊費は前日泊まった相模屋旅館の半額程度である。
ユースホテルは安くて良い。
その日は同室にもう一人の二人での宿泊であった。
夕飯を食べた後、高湯温泉の共同浴場で汗を流した。
夜空を見上げれば満天の星空が広がり、旅情を掻き立てる素晴らしい夜であった。












朝食を食べて宿を出発する。
高湯温泉街を抜けていく。

















おお、湯畑だ。


















前日の続きのような退屈な下り道だ。
しかし今しばらくは木々のざわめきや鳥の囀りを楽しむことができる。

















視界が開けた。
ようやく山を抜けたようだ。
この辺りはくだもの街道と言う道らしく、果樹園や直売所が軒を連ねていた。
少し心惹かれたが、まだ休憩には早いかな。















途中で右折して広域農道へ入る。












果樹園や田園の広がる長閑な道を歩いていく。

























総合運動公園に着いた。
連絡コースはここで分岐しているが、そのまま直進する。

















右折する。
歩き通しで疲れたので座り込んで少し休憩した。
















荒川を渡る。
安達太良山を望む。
もうあんなに遠くに見える。
















国道に出てきた。
左折する。

















ここから福島市街地まで延々と国道を歩く。
うーむ……

















徐々に街になってきた感じはするが……
長い……

















東北道を潜る。


















国道13号を潜る。
もう少しだ……!

















国道は陸橋になったが、歩行者は入れないようだ。
あれ?仕方ないので脇道に入る。
通れるのかな。
















地下歩道で通れるようだ。
良かった。

















再び国道に合流する。


















左折して国道115号から国道4号に入る。


















弁天橋で阿武隈川を渡る。


















阿武隈川、久しぶり!
奥羽山地から再び阿武隈高地まで戻ってきた。

















写真の路地に入る。


















もうすぐゴールだが、途中にあった蕎麦屋に入ってお昼にする。
うう……もうクタクタだあ。

















花見山入口バス停に到着。
No.12の起点だ。
長かった……
ここをゴールにした。
ちょうどあと数分でバスが来るようだ。
ついている。













福島駅に到着。
これにて3日間の旅は終わり。
次回は土湯温泉に入るぞ。
新幹線で東京へ向かい、帰路に就いた。
         

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