2017年9月24日日曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.10-11・21連絡コース』(未完)

2017/09/24(日)

安達太良山の裾野を緩やかに上っていく道。
終始上り続けるので結構苦しいコースだ。
途中特に見るべきものも無いが、ゴール手前になるといよいよ吾妻山が見えてくる。
























No.10から続けて歩く。
坂を上り掘割を抜けると……

















目指す安達太良山と吾妻山の稜線が見える。
うーむ、今日中にあんなところの中腹まで行くのか……
何か思ったより遠そうだ……
















ひたすら真っ直ぐ歩いていく。
道沿いが樹林になり、徐々に山に近づいていることを思わせる。

















東北サファリパークだ。













おお!道脇に川のせせらぎが。
これはありがたい。
ここまで緩やかな上りだったが、体力も結構消耗して汗もかいていたので、川の水を掬って顔を洗った。
ふう、気持ちいい。




















十文字岳温泉跡地だ。
かつては吉原もかくやと言ったほどの遊郭を擁した温泉街があったそうだが、山の崩落によって多数の死傷者を出して消えてしまったのだという。
















県道から国道に入ると、福島市に入る。


















道の駅つちゆで休憩。
時間的には予定通りだが、予想外に疲労した。
うーむ、半分以上来たとは思うがこれから山深くなるので更に厳しくなりそうだ。
とりあえず昼食をしっかり食べて精をつけた。















現国道の旧道と思われる区間に入ると、一転して静かな樹林の中を歩くようになる。
いよいよ山に向かっていっている感じだ。

















ときおり国道を逸れてきた物好きの車両とすれ違う程度で、基本的には静かに黙々と歩いていく。










ここまで樹林の中を歩いてきたが、ようやく展望が開けた。
おお、もうこんなに標高を上げてきていたのだな。
それにしても疲れた……





















鼻腔に硫化水素の臭気を感じるようになると、噴気を上げる鬼面山の麓に野地温泉が現れる。
今日の宿はここ、相模屋旅館である。
連絡コースは残り数kmだが、とりあえず今日はここで一区切り。















2017/09/25(月)

相模屋旅館の温泉は最高であった。
古くから変わらない木道を歩いていくと、鬼面山の噴気を間近に眺めながら白濁した硫黄質の湯に浸かる野趣溢れた雰囲気の湯であった。
食事も申し分ない。
昨日の疲れも取れ、気分爽快で二日目の歩行を開始する。












前日の道の続きを歩く。
鷲倉温泉を通り過ぎる。
この辺りから安達太良山へ登れるようだ。















更に歩いていくと県道70号に合流する。
No.21の案内板があったので、ここをゴールとした。
続けてNo.21を歩く。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿