2017年9月3日日曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.09大名倉山を越えて安達太良の里を訪ねるみち』

2017/09/03(日)

大名倉山に登る。
コースのほとんどが林道歩きだが、コースは頂上を経由していないので途中でコースを逸れて山道を行くことになる。
人気のない静かな山だが展望は良い。
ただ、やはり林道歩きが長すぎて退屈に感じる。





















路地を歩いていく。


















お、良い雰囲気のお堂だなあ。













田園を眺めながら歩いていく。

























抱付観音というのがあると言うので寄り道してみたが……
うへえ、結構上るなあ。
まあウォーミングアップには調度良いか。
















どうやら着いたようだ。
参拝。

















これが抱付観音?
小っさ!

















抱付観音を後に歩いていくと溜池が。
何だか綺麗に整備されているな。

















人家も疎らになってきた。



















とうとう未舗装に。
谷筋に沿って徐々に標高を上げていく。

















霊園を右手に見送るといよいよ山深い道へ。


















林道に合流したようだ。


















しばらく平坦で快適な道が続く。
それにしても人気が無いな。
熊鈴を鳴らしていく。
















地図によるとここから山頂へ行く道が分岐しているようだ。
コースは右を直進だが左の道へ入る。
















あれ?
電波塔のところで行き止まりになってしまった。
何処かで分岐を見逃したかな。
















少し道を戻る……と、ここか。
ちょっと分かりづらいな。
ここからは山道のようだ。















結構な急坂だ。
登山は久しぶりだな。

















程なくして山頂に到着。
と、意外にも先客が。
山ですれ違ったのは結局この一人だけであったが。









阿武隈高地とその麓の平野を一望する。
大玉村の特徴的な景観であるいぐね(屋敷林)も見える。
素晴らしい景色だなあ!














安達太良山の雄大な山容もドーンと眺望できる。
山頂で景色を眺めながらしばらく休憩していた……のだがクビキリギスの鳴き声が不快で山頂を後にした。
あいつら本当うるさいな……




















山頂への分岐を過ぎると道は下り坂に。
最近整備されたような道になった。

















うーむ、長いな。
景色に変化も無いし退屈だ。

















ようやく麓の集落まで降りてきた。
少しコースを逸れたところに岩井の清水という湧水があるらしいが、今回はパス。

















蛇の鼻遊楽園に到着。
花の名所らしいのだが、閑散としているところを見るとどうもオフシーズンのようだな……
今回は見学は遠慮しておこう。















溜池に蓮の花が咲いていた。
ウシガエルが鳴いている。

















県道に出て大玉村に入る。
この辺りだが、コースマップに記載のある道が見つからなかった。
蛇の鼻遊楽園から山を真っ直ぐ突っ切って(トンネル?)県道に出てくる道が描かれているのだが……





牛舎と、地平に広がる田園と、安達太良山。

























標識は無いが、ここの小径に入るようだ。

















ここを右折。













おおー!田園風景と安達太良山が綺麗だねえ。
今日は本当に最高の日和だな。














田園の中に佇む農作業小屋。
牧歌的な風景だ。














安達太良の里と言えば高村光太郎の智恵子抄。
「智恵子のほんとうの空」とはこのような空のことであったのだろうか。























またしても標識がないが、ここを左折。


















沿道にコスモスが。
もう秋も近いのだな。

















大名倉山を振り仰ぐ。


















織井の清水と大ケヤキ。


















馬場桜だ。
樹齢1000年を超える老木のようで、幹も枯れて見るからに弱っているが、春にはまだ花を咲かせるのだという。
















この辺りがゴールのようだ。
案内板も標識も無いが、近くに寺久根バス停があった。
続けて連絡コースを歩く。
         

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