2017年10月8日日曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.10-11・21連絡コース』(補完)

2017/10/08(日)

今回はこけしの郷、土湯温泉で湯治の旅を計画した。
歩行距離はあまり伸ばさず、ゆっくりと温泉に浸かろう。
まずは連絡コースの補完だ。
道の駅つちゆの近くから分岐する道を歩いて土湯温泉を目指す。
雑木林をゆっくり下っていく、歩きやすい道だ。
土湯温泉郷が見えると旅情を感じさせる。


















バスで湯川渓谷入口にやって来た。
二本松駅で昼食を食べる予定だったのだが、三連休ということもあり、東北道が渋滞しており高速バスが遅延し、二本松駅発のバスの時間ギリギリになってしまった。
まあ仕方ない、道の駅で食べよう。















道の駅つちゆに到着。
混んでるなあ。
どうせ旅館に着いたらすぐに夕飯なので、軽めに舞茸の天ぷら蕎麦を食べた。
















道の駅から旧道を歩き、再び国道と交差しているところが分岐点。
前回はそのまま直進して旧道を歩いたが、今回は国道を横断して土湯温泉の方へ向かう。
交通量が多く、なかなか横断できない。















こちらも旧道なので車通りは少なく静かだ。
緩やかに坂を下っていく。

















再び国道を接続しているが、そのまま国道を潜り旧道を歩く。


















またしばらく雑木林の中の道を歩く。


















右手に小さな湖が。
照南湖というそうだ。

















日も傾いてきた。


















鹿の足跡という史跡が路傍にあった。
親鸞の高弟の上人が、前世の遺骨を探しに土湯温泉へ向かう際、猟師に道案内を頼み、上人が矢を石に突き立てると矢が独りでに鹿を射止めたのだとか。
何だそりゃ。そのときの鹿の足跡が石に残っているらしい。
何だか馬鹿らしい話だが、こういう伝説が残っていて解説板があると歩くのも楽しい。














国道を横断する。


















おお!土湯温泉だ!
山間の隠れ里って感じがして良いなあ。

















土湯温泉バス停に到着。
No.11コースの起点だ。
とりあえず連絡コースはここまで。
更に旅館まで歩こう。















本日の宿、川上温泉旅館に到着。
だいぶ坂を上った先の、奥土湯というところにある古い旅館だ。
今回の旅館は大正解!
年季の入った内装が昭和にタイムスリップしたようで旅情を掻き立てる。
名物の嵒窟風呂や木湯なども夕・夜・朝の三度堪能させてもらい、大いに堪能した。
単純泉だが体の芯から温まるような良い湯であった。
夕飯はすき焼きであった。
相変わらず旅館は小鉢の量が多く全部は食べ切れなかったが、食事に関しても満足。
部屋に虫(カメムシ)が多いのはまあ山奥なので仕方あるまい。
ともかく良い夜を過ごし、湯治を楽しんだ。
         

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