2017年5月2日火曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.16-17連絡コース』

2017/05/02(火)

ゴールデンウィーク!
ということで2泊3日の旅を計画してみた。
会津若松から一気に山形県の米沢を目指す予定だ。
まず1日目は喜多方を目指す。
今回の連絡コースは国道121号線をメインに歩き、喜多方に近づくにつれ、広大な農地と北の地平線に横たわる雄大な飯豊山地を望むようになり、開放的な道だ。



















高速バスで会津若松駅へ行き、そこから路線バスで院内バス停に到着。
7時前の便は平日のみなので今回は運が良かった。
高速バスでは相変わらずあまり眠れなかったが……
















北に歩いていくと会津武家屋敷がある。
早朝なのでまだ開いていない。

















市街地を歩いていく。
普通に学生が登校したりしていて、一応今日が平日なのだということを思い出す。

















県道64号に入る。
何だか本当に普通の現代的な生活のある市街地という感じだ。
ハイキングでこんなところを歩くのはいつ以来だろうか。
















国道49号に入る。
中心市街地からは徐々に離れていく。












今日のメイン、国道121号に入る。
今回の旅にももちろんDP1X同伴してますよ。
行く手に冠雪した飯豊山地が見えてきた。
福島県と山形県の県境に横たわる大山脈である。
3日目にはあれを越えるのか。




















朝食を食べそびれていたのだが、途中にある和菓子屋で名物らしい代田まんじゅうを頂いた。
店内で食べさせてもらったのだが、気を遣わせてしまって茶まで淹れてもらった。
ありがたい。
歩き旅の途中にこうしてお茶菓子を頬張るなんて何とも風情があるではないか。
糖分が活力になる。
味噌を練り込んでいるらしいまんじゅうももちろん美味しかった。
右手には磐梯山と猫魔ヶ岳が見える。
手前には広大な農地の只中に磐越西線が走っており、ときおり通り抜けていく車両がとてもフォトジェニックだ。
……と思ったら線路脇にカメラと三脚を構えている人が居た。
流石目ざとい。



















真っ直ぐな道を歩いていく。
長閑だなあ。

















湯川村に入ったようだ。


















磐越西線を越える。












日橋川を渡る。
猫魔ヶ岳とその麓がよく見える。
























喜多方市に入る。


















少しの間、市街地を歩く。













国道を離れ進路を西へ移す。
市街地を離れると再び長閑な景色が広がる。














古屋敷遺跡というのがあるらしいので、少し寄り道してみよう。
田園の只中の寺社の傍らに雰囲気のある山桜が咲いていた。














一面のタンポポの原。
ここが古屋敷遺跡らしい。
古墳時代の豪族の居住跡のようだ。
なんだかしばらくここに寝そべって昼寝でもしたい雰囲気だなあ。
まさに世は春、といった風情だ。



















濁川を渡る。


















橋を渡って道が突き当たったところがゴール。
No.16コースの案内板があった。
さて、当初の計画では初日はここで切り上げる予定だったのだが、祝日はバスが運行しないということで、ここで切り上げると翌日ここに再び来るのが困難になってしまう。
ということで時間もまだ早いので、続けてNo.16も歩いてしまうことにした。
         

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