2017年5月3日水曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.15-16・23連絡コース』(未完)

2017/05/03(水)

喜多方市街から米沢街道を歩いて杉山集落へ向かう。
喜多方市街では蔵などが見学できるが、米沢街道へ入ってからは特に見どころがない。
途中でルートミスをして1時間ほどロスした。























おはよう御座います。
昨晩はたっぷり寝られ、起きるのが少し辛かった。
やや遅い起床から、喜多方の名物である朝ラーメンを食べ出発する。







枝垂桜の並木道を見送る。
連絡コースでは西へ大回りしてから再び交差することになる。














それにしても本当に長閑で良いところだなあ、ここは。
歩いていて心が洗われるようだ。






















さて、昨日案内板を見つけたところからスタートしよう。












北へ進路をとると、昨日琴平山から下ってきた坂が県道に合流した少し先に、左手に由緒のありそうな立派な鳥居を見つけた。
地理院地図では「古四王神社」とある。
まあ今日はそれほど急ぐ旅でもなし、少し気になるので寄り道してみようか。
荒れ果てた参道……と言うよりは山道をしばらく行くと、写真の立派な拝殿が建っていた。
参道が荒れている割には寂れている風でもない。
参拝した後、本殿の裏手に回ってみると……やはり昨日の下り坂の途中からここへ至る道が何処かで分岐していたようだ。
古い参道よりも今はここから参拝に来る人が多いのだろう。











県道に戻り、少ししたところで右折して国道へ入る。


















濁川を渡る。


















枝垂桜の並木道と交差する。
西へ大回りしてきたことになる。

















橋を渡った先で少し国道を離れるが、再び合流する。
実は国道に合流してすぐの、写真の交差点を左折するのが正しいのだが、気付かずにそのまま直進してしまった。
















交差点を直進するとすぐに甲斐本店という味噌蔵がある。
中を見学できるようなので、少し立ち寄ってみた。

















大正時代建築らしい和洋折衷の瀟洒な建築だ。
中々に興味深い。

















裏手に綺麗な花が咲いていた。
花水木だろうか。

















連絡コースは福島県の全体コースマップからルートを判断しているのだが、縮尺が小さくとても見辛い。
コースマップを見ながら何か違うような……と首をひねりながらも進んでいたのだが、ふと立ち止まり、やはりどうも先の交差点を曲がり損ねたのだと気付いた。
ううむ、かなり戻ることになってしまった……
手痛いロスタイムだ。













交差点を曲がるとやがて米沢街道へ行き当たる。
ここが連絡コースの分岐点。
ここを左折する。
右折すれば裏磐梯へ行ける。















しばらく街道らしい素朴な雰囲気だ。


















国道を横断する。


















国道を横断すると、しだいに山里の雰囲気へ変わっていく。
四方を小高い山に囲まれるようになるので、眺望があまり利かなくなる。

















変化の乏しい道を黙々と歩き続けると、やがて杉山集落へ着く。
ここがNo.15コースの起終点のはずだが、案内板も標識も見当たらなかった。
とりあえずここをゴールにして、続けてNo.15を歩く。

ちなみにだが、このまま延々と米沢街道を歩いていくと、やがて旧大峠へと至る廃道に続いている。
一日ではとても歩き通せぬ長い長い峠越えの道だ。
         

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