2017年1月15日日曜日

              

関東ふれあいの道・番外編(神奈川)『No.01久里浜から武山・大楠山へのみち』

2017/01/15(日)

以前、記事でも紹介したが、図書館で1971年発行の『首都圏自然歩道の概要』という東京都が出版した書籍を発見している。
首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)が作られる前の、言わば計画ルートについて書かれた本なのだが、現在のルートとは違って書かれているところもあり興味深い内容であった。
恐らく様々な理由で現在のルートになったのだろうが、現在のルートでは経由しない景勝地等もあるのがやはり気になる。
関東にはまだまだ見ていない景色がある……。
この古い本を頼りに、今度は自由気ままに歩いてみるのも面白いではないか。
そう考えるようになった。
というわけで、前述の「新しく始めたいこと その2」は『首都圏自然歩道の概要』コースの実地確認である。
と言っても本に描かれているルートはかなり大雑把で、大体何処を通っているか想像は出来るものの、細かいルートまでは分からない。
実際調べてみると、道が無かったりするところも多い。
なのでルートについてはそれほど拘らず、あくまで景勝地から景勝地へ繋げることだけを目的とした歩きとしたい。


初回は神奈川県から始める。
神奈川県の場合、久里浜~武山~大楠山~鷹取山~鎌倉、そして相模川沿いの道が現在とは異なっている区間である。
ただ、後者は途中にどこか景勝地を経由するわけでもなく、それらしい道も無いのであまり気乗りしないのが現状だ。
とりあえず今回は久里浜から大楠山まで歩くことにした。
三浦半島南部の低山ハイクになるが、思いの外自然が豊かで楽しい。
しかし、武山から大楠山へはルート探しに少し苦労した。



京急久里浜駅からバスに乗って東京湾フェリーターミナルに来た。
意外と早く関東ふれあいの道に帰ってきてしまった。
もう少しだけ週末の暇潰しに付き合ってもらうぞ。
















前回来たときは気付かなかったのだが、県道沿いに神奈川県コースの大きな案内板があった。
やはりここを起点として関東ふれあいの道を歩くことも想定しているのだな。
英語でも併記してある。
















前回来た方向とは逆に、県道を南に歩いていく。
すると左手に横須賀火力発電所が現れる。
久里浜港からもよく見える、大きな三本の鉄塔があるところだ。
















トンネルを抜けると、海岸に出てきたようだ。


















おお!
左手に相模湾を見ながら野比海岸を歩く道になった。
朝で人気も少なく、静かでとても気持ちいい。
やっぱり海はいいねえ。
























道沿いに水仙が植えられていて香しい匂いが漂う。
朝の散歩にはうってつけだ。

















房総半島を望む。



















千駄ヶ崎から市街地が近付いてきた。


















国道に出てきた。
本では武山に東から登るように描いてあるので、恐らくYRP野比駅の方を経由するのだろうが、東側からだと上りが急そうなので、少し南の京急長沢駅の方を経由することにした。
こんな感じで割と適当に歩いていこうと思う。
右に曲がり国道を離れる。














登山口を探して少しウロウロしたが、団地の中にあるここが南側登山口のようだ。


















最初に少しだけ急な九十九折があるが、それ以降は緩やかな道だ。


















歩きやすい道だ。
思ったよりも自然林が多い感じがする。

















青木が多く、沢山赤い実を付けていた。


















尾根に着いたようだ。
山頂前で少し急坂を上る。


















三浦富士に到着。
山頂に祠があったので参拝した。


















山頂からの眺望。
相模湾、大島、伊豆半島が見える。
ここでコーヒーとアンパンを食べて朝食にした。
















三浦富士から武山を目指す。



















間もなく車両も通れそうな広くて平坦な道になった。
何だかあまり山道という感じがしない。

















途中にある展望台からも景色が開ける。


















砲台山に寄り道する。
戦時中に海軍が造った砲台跡のようだ。
隣に受信設備があるので、武山からここまで車両が乗り入れられるようにしているのだろう。
















砲台山から武山までも車両も通れそうな歩きやすい道だ。


















武山に到着。
不動尊で参拝してきた。
お手水が氷水になっていた……
冷たい。
















武山の展望台からも景色が開けるが、あまり変わり映えがしない。


















武山を下る。
下りは舗装道で、自転車が上ってきたりしている。

















武山を下り、県道に出てきた。
バス停もあるので、ここで一区切りにしても良いだろう。
まだまだ午前中なので、大楠山までは歩こう。
















地図を見ながら大楠山を目指す。
途中に横たわる扇山を越えられないだろうか、と進んでいくと途中までは良い感じだが、途中からほとんど歩かれていないような藪道になってしまったので撤退。
車道を迂回することにしよう。















車道を迂回して南葉山霊園から山道に入る。
人気が無いので本当にこんなところに登山口があるのか不安だったが、意外としっかりした山道が始まって安心した。
ここは阿部倉まで続く古道であったようだが、途中から送電塔の巡視路になっているようで、割としっかり整備された登山道になっている。
また、この辺りはリス(恐らくタイワンリス)が多いようだ。
樹々の間を走っていくのを二度ほど見かけたし、道上に蜜柑が食い捨てられていた。












阿部倉に下るのだが、せっかくなので大楠山の山頂に寄り道しよう。
ゴルフ場の脇を掠めながら、最後は階段を上ると大楠山山頂に到着。
ここは神奈川県のNo.4コースでも通ったところで、約一ヶ月ぶりに戻ってきたことになる。
















ちょっと雲が出てきてしまったが、三浦半島がよく見える。


















江ノ島も見える。
そんなに前ではないが、ちょっと懐かしいな。
ちょうど昼時だし、下山してもアテがないので、山頂の売店でカップラーメンを買って食べた。
よく「外で食べるカップラーメンは格別」なんて聞くが、まあカップラーメンはカップラーメンである。
不味くはないが特別美味くもない。
というか僕は山に来ると何故かあまり食欲が湧かないので、行動食程度の軽食の方が良い。













阿部倉へ下る。
疑似木の階段が整備されているが、洗掘されて壊れている箇所が多く、はっきり言って邪魔でしかない。
階段脇にも踏み跡が付けられているのでそちらを歩くようにした方が良い。
下山したところに阿部倉温泉があるが、今は休業中のようである。














横須賀しょうぶ園に到着。
まだ少し早いが、キリが良いので今回はここで一区切りにしよう。
バスに乗って衣笠駅に向かい、帰路に就いた。

次回は三浦アルプスを経て鷹取山を目指す。
         

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