2016年2月28日日曜日

              

関東ふれあいの道(埼玉)『No.05大霧山に登るみち』

2016/02/28(日)

No.13に引き続き外秩父の稜線を辿り、白石峠を目指す。
No.13と同様に全体として明るい雰囲気の尾根歩きが主体で、爽快なハイキングを楽しめる。
残念なのは展望が得られるのが大霧山山頂のみであることと、楽しみにしていた定峰峠の峠の茶屋が営業していなかったことだろうか。
多少歩きづらい箇所もあるが、距離やアップダウンも適度で、日帰りハイキングに最適なコースと言えるだろう。

















親鼻駅からバスに乗り、高原牧場入口バス停に到着。


















集落を抜けていく。
振り返ると蓑山が見える。


















沢沿いの道になる。



















集落を抜けて植林地に入ると未舗装に。


















沢を渡渉する。



















急坂を上る。



















植林地を抜けて雑木林に出てきた。
ここから緩やかな道になり歩きやすい。

















左手に牧草地が見える。



















粥仁田峠に到着。



















ここからNo.13と別れて大霧山に上る。


















尾根伝いに山頂を目指す。
よく踏まれているらしい整備された道で、非常に歩きやすい。
軽快に進む。
















急坂と巻き道が分岐する箇所に標識はないが、関東ふれあいの道は急坂を行くようだ。
最初巻き道を進み、気になったので急坂の道を引き返してみると途中に標石があった。

















なおも尾根を歩く。
アップダウンも少なく快適に歩いていく。

















山頂手前に少しだけ急坂がある。



















大霧山山頂に到着。
チェックポイントなので写真を撮った。

















山頂からの眺望は素晴らしい。
武甲山と奥武蔵の山々を望む。


















両神山。
ちょっと見辛いな。


















蓑山、宝登山、城峯山、御荷鉾山。
うーん、今日は霞が掛かっていて浅間山までは見えないみたいだ。

















高原牧場と関東平野。
No.13で歩いてきた稜線がよく見える。
山頂で一杯コーヒーを飲んだ。
















大霧山からの下りは急坂で少しおっかない。
慎重に下る。

















見晴しの良い牧草地まで降りてくると再び上りに転じる。


















植林地に入るようだ。



















小さな広場に出てきた。
ここが檜平だろうか。
ここから下りに転じる。

















この辺りの植林地だが、非常に気持ちよく歩ける。
静かで心が休まる。

















旧定峰峠に到着。
十字路になっていて、白石集落から秩父盆地へ抜ける峠道になっている。

















このように掘割になっている。
ここにはダイダラボッチの伝説に関する解説板があり、これまで経由してきた山や峠の名の由来について書かれていて大変に興味深い。
粥仁田峠で粥を煮て、食べ終わった釜を釜伏山に伏せ、二本木峠に二本の箸を立て、荒川の水を口に含んで大霧山に吹いたそうだ。















旧定峰峠から上りに転じた道を歩き、植林地を抜けると獅子岩がある。
現地では全然分からなかったのだが、写真で遠目に見ると確かに獅子に見える。
この辺りから少し急坂になる。
















小ピークに着いたようだ。
ここから下りになる。


















再び植林地に入るのだが、これは伐採跡のようだ。


















急な階段道を下る。



















車道に出てきた。
ここが定峰峠のようだ。
ドライバー、バイカー、サイクリストがたむろしている。
















ガーン!
やってないじゃん!峠の茶屋!
結構楽しみにしてたのになあ。
冬期休業とかだろうか。
かなり残念である。















車道を横断して写真のところから再び山道に入る。


















車道がうねるように山を抉っているのを見下ろす。


















再び急な階段が現れた。
手摺りまで付いている。
結構苦しい。

















再び尾根に取り付くとしばらく緩やかな道になる。


















今日最後の急坂だ。
登ったところがコースの最高点だが、特に何もない。

















植林地を緩やかに下っていく。
実は最後にもう一つ小ピークがあったようなのだが、気付かないうちに通り過ぎていたようだ。

















写真の分岐点、コースは左なのだが、標識によると右の急坂の先は「展望良し」なピークがあるらしい。
少し気になったが結局そのままコースを辿った。
















巻き道も明るい雰囲気で爽快である。
こっちも悪くないじゃないか。

















白石峠の手前に急な階段道がある。
ここがこのコースで最も苦労したところだ。
木階段の段の間がほとんど洗われていて階段の用を成していない上に、泥が溜まって非常に滑りやすくなっている。
神経を使いながらゆっくり下った。













車道に出てきた。
ここが白石峠だ。
定峰峠と同じくバイカーやサイクリストで賑わっていた。
ここでNo.4とNo.12と合流する。















林道を横断してそのまま再び山道に入る。
今日はこのまま白石車庫バス停を目指す。

















ここから先のコースだが、地理院地図の破線やコースマップとは少し違っているようだ。
沢の流れる谷をそのまま直下降するように描いてあるが、実際は少し高巻きして迂回している。
道が付け替えられたのかもしれない。
少し戸惑ってしまった。















九十九折の道を下ると沢に合流する。
この沢沿いの道は非常に風情があって良い。
早春頃にまた訪れてみたいと思わせる景色だ。
















植林地に入る。



















車道に出てきた。
ここからしばらく集落を歩く。


















長閑で落ち着く集落だ。
ところどころで白梅や福寿草も咲いている。

















白石車庫バス停に到着。
東屋と案内板がある。
ここをゴールとした。
バス停前に蕎麦屋があるのだが、ここも冬期休業中であった。
結局昼食を食べそびれてしまった。














程なくしてバスが来た。
小川町駅に到着。
このまま帰るのも何なので、駅から少し歩いたところにある「花和楽の湯」というところで汗を流し、遅い昼食をとった。
値段は高いのだが、設備は充実しているし、ご飯も最高に美味しかった。
機会があればまた利用したい。

東武東上線に乗り帰路に就いた。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿