蓑山に登る。
No.7コースに引き続き歩いたが、正直に言って欲張りすぎた結果、かなり焦っての下山となってしまった。
やはり山頂広場からの眺望は良く、秩父盆地周辺の山は展望が良いという印象を強めた。
しかし難点は二十三夜寺に降りる東側の下山路で、滑りやすい急坂であったり、沢伝いの陰鬱な雰囲気の雑木林や植林地であったりと、あまり良い気持ちで歩けなかったのが残念だ。
連絡コースを歩き親鼻駅に着いたのがちょうど14時頃であったので、あと1コースぐらい歩けるだろうと思い出発した。
結果として余裕のない行程となってしまったのだが……
親鼻駅の裏手からすぐ国道に出られるのだが、コースマップでは何故か遠回りしている。
国道から左手の道に逸れるとすぐに万福寺がある。
「山門不幸」の立て札が……
参拝してきた。
万福寺を後にするとすぐに雑木林の山道に入り、蓑山山頂に上っていく。
一度車道に出てくるが、そのまま横断して再び山道に入る。
しだいに雪が多くなり歩きづらいが、よく踏まれていて歩行が困難な程でもないのでスパイクなしでそのまま進んでしまう。
尾根に出てきたようだ。
開けて明るい雰囲気になった。
この辺りから美の山公園のようだ。
「みはらし園地」というベンチのある休憩所に着いたが、特に見晴しは得られない。
ここから舗装道になる。
しかしまた雪が現れてしまった。
うーん。
坂を上っていくと途中に東屋と小さな神社がある。
ここもあまり眺望は良くない。
ここから先は除雪されているようだ。
良かった。
桜の森とのことだが、当然まだ花が咲く気配はない。
左手に展望の開けた遊歩道を歩いていく。
気持ちいい。
広場に出てきた。
人気はない。
広場の周りにはいくつか展望台があり、360度の景色を堪能できる。
武甲山を望む。
両神山。
遠くに微かに見えるのは……赤城山だろうか?
凄い!こんなところから見えるんだなあ。
懐かしい……
No.13で歩く高原牧場やNo.5で歩く大霧山も見えた。
電波施設の裏手に回ると、地味だが蓑山山頂があった。
インフォメーションセンターがあったが、残念ながら閉館していた。
チェックポイントなので写真を撮った。
広場から駐車場に降りる。
駐車場から車道に出てくるが、写真の場所ですぐに山道に入る。
はじめは緩やかだが、しだいに急な直下降の坂になる。
落葉で滑りやすい。
慎重に下る。
車道を横断する。
すぐにまた車道に出てくるが、再びすぐ山道に入る。
この辺りは多少歩きやすい。
また車道に出てきた。
今度はそのまま集落に入るようだ。
集落からは高原牧場と大霧山がよく見えた。
すぐにどん詰まりになるが、写真の場所で小路に入る。
作業小屋の裏手を通る。
何となく嫌な感じだ。
あまり歩かれていなさそうな沢沿いの山道になる。
正直に言ってここから先の道はあまり気持ちが良くない。
素直に車道を歩かせてほしい。
更に悪いことに、写真の場所でルートミスをした。
コースは右なのだが、左の方が道なりのような気がしたので左を進んでしまった。
(GPSで確認すれば右だとすぐ分かるのだが……)
間違った道を進んでいくと写真のように竹林に入り、倒れた竹が格子のように道を塞いでいた。
雪の影響か?と思い無理矢理掻い潜って突破したのだが、少し進んで不安になったのでルート確認をしてみるとどうも道を間違っていることに気付いた。
再び竹を掻い潜りたくなかったので沢まで降りてみたのだが、これが間違いで、酷い泥沼に足をとられて歩けたものではなかった。
それでも何とか元のコースに復帰した。
日暮れ前だと言うのにルートミスで予想外に時間を取られ、この辺りから焦り始めた。
というかこんなに道が悪いとは思わなかったのだ。
コースに復帰した後も、やはりこの道はあまり歩かれていないようで、ところどころ積雪で歩きづらい。
靴もズボンも先ほど泥沼に浸かって泥だらけだし……ああもう!
植林地に入る。
イカリソウ群生地らしいが、花期は春だ。
笹薮を抜ける。
ここも夏は嫌な感じになりそうだ。
しばらく歩くとようやく車道に出てきた。
しばらく坂を上っていくと写真の場所で再び山道に入るようだ。
陰鬱な雰囲気の植林地だ。
あまり入りたくないなあ……
少し歩くと二十三夜寺の境内の裏手に出てきた。
参拝した。
二十三夜寺を後にすると引き続き植林地を歩く。
またか!段々イライラしてきた……
こう車道と山道を何度も出入りするのは気分が良くないな。
民家の裏手に出てきた。
集落を歩いていくと、写真の場所からまた山道だ。
再び車道に出てきた。
どうやらこれで最後のようだ。
それにしてもこの集落は何だか人気がなくて……こう言っては失礼だが、寒村と言ったイメージだ。
坂を下っていくと途中に常楽寺がある。
参拝してきた。
県道に降りてくるとすぐ右手に高原牧場入口バス停がある。
何とか日没までにゴールできたようだ。
皆野駅行きのバスを待つ間にすっかり日も暮れてしまった。
やはりもう少し時間は余裕を持つべきだな。
反省。
親鼻駅で降り、秩父鉄道で熊谷駅に向かい、帰路に就いた。
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