2016年1月16日土曜日

              

関東ふれあいの道(埼玉)『No.10下久保ダムを望むみち』

2016/01/16(土)

埼玉県の最初のコースとなる。
周回コースで序盤は埼玉県No.9と、終盤は群馬県No.1と重複している。
冬桜の宿神泉で温泉に浸かれるが、重複区間以外はこれと言って見所のないコースだ。
コースの一部が廃止になり、新規コースで途中の分岐点に戻るようになったため、周回コースの中にもう1つ周回コースが組み込まれているような奇妙なコースになっている。

今回からKMLをエクスポート出来るGPSロガーに切り替えたのでグーグルマップによるトレースを表示できるようになった。
今後はこれを活用していきたい。










登仙橋からスタート。
群馬県に別れを告げる。

















少し坂を上ると左手に「蜘蛛淵」と書かれた標識があるので、荒れた斜面を下っていく。
すると小さな淵が見える。
これが蜘蛛淵なのだろうが、由来等を解説する類のものは見当たらない。
















コースに戻り、更に緩やかな坂を上っていく。
長閑な雰囲気の集落を抜ける。
正面に見えるのは城峯山だろうか。
















県道は大きく右カーブしているが、コースはこのまま直進する。
実はここに通行止めと迂回路の表示(写真にも写っている)があったのだが、気付かずにそのまま行ってしまった。
















分岐から少し歩いたところで右手の九十九折の道に入る。

ここ矢納集落では平将門が鯉のぼりを目印に戦いに敗れたことから不吉として端午の節句にも鯉のぼりを上げないという解説板がある。















そのまま坂を上っていくと未舗装になった。
「擁壁工事をしているのだな」ぐらいにしか考えていなかったら工事作業者に声を掛けられ、「通行止めですよ」と言われてしまった。
「そうでしたか」と頭を下げると「気を付けてでしたら通っても大丈夫ですよ」と通してくれた。
ありがたい。

現地の標識やホームページ等でコースが通れないのならそう書いてほしいものだが。












そのまま坂を上っていくとやや広い道に出てきた。
そのまま横断して更に坂を上る。

















坂を上っていると木材を満載したトラックが通り抜けていった。
どうやら林道として使われているようだ。

















城峯公園に到着した。
ここも冬桜の名所のようだが、桜山同様にシーズンは過ぎてしまっている。
展望台に近付くと聞きなれない曲が流れはじめた。
公園と何か関係が?















展望台からは下久保ダムと神流湖が綺麗に見下ろせる。


















雨降山も見えた。



















公園を抜けるとNo.9との分岐点になる。
途中に案内板もあった。
コースはそのまま直進する。
















坂を下っていくと正面に雨降山が見える。


















ここから木階段を下るようだ。



















下久保コテージ跡地に降りてきた。
今は貯木場になっていた。
ここには案内板があった。

















貯木場を出てすぐ右手に「弘法の御加持水」という標識がある。
植林地の中に少し入ってみるが、池らしいものは見当たらない。
「日本一小さい岩の池」らしいのだが……

…………もしかして、写真のこれだろうか。
岩には2つ穴が開いていて、中を覗くと確かに岩の中に水が溜まっているようではあるが……
これは池なのか?
単なる小さな洞穴の水溜りのような気がするが……
雨が降らずとも水が湧いてくると解説板には書いてあるので、地下水脈と繋がってはいるようだ。









コースに戻るとすぐに冬桜の宿神泉が左手に現れる。
実は14:00まで営業しているレストランで昼食を取ろうと急ぎ足でここまで来て、13:55に到着したのでギリギリ間に合ったかと思ったが、13:45までだったようだ。
残念だ。
しかし入浴はまだ受け付けているということなのでありがたく入らせてもらった。
客は僕以外に居なく、貸し切りで開放的な気分で入浴した。
昼食を取り損ねたので仕方なくチョコレートを齧る。












冬桜の宿神泉を後にして、更に坂を下っていく。


















さて、コース内の分岐点に降りてきた。
ここからはコース内の周回となる。
最終的には右に行くのだが、まずは左の周回に行く。
















分岐を左折して少しすると右手に山道が分岐している。
周回してここに戻ってくることになるが、そのまま直進する。

















右手の道に入る。



















柚木キャンプ場とやらに向かってどんどん坂を下っていくが、一向にそれらしき施設が現れる気配がない。
どこにあるのだろうか。
















ボート場の広場に出てくる。



















城峯公園で見下ろしていた神流湖の湖畔にまた戻ってきたようだ。


















ボート場から先は山道になり、その入口にダム満水時は通り抜け出来ない旨の標識がある。
山道に入っていくと意外にも湖畔を歩く明るい雰囲気の快適な遊歩道だ。
恐らくここがこのコースのハイライトであったのだろうが、ここから先が廃止になってしまったのが悔やまれる。















雑木林の中なので決して開放的ではないが、
枯れ木の木立越しに陽射しに照らされた深い青色の湖面を眺めるのは何とも美しい。

















しばらく歩いていくと、残念ながらここから先は湖畔の道は歩けないようで、斜面を上って分岐点まで戻らなければならないようだ。

















斜面を上る新規ルートは単調な九十九折で疲れる上に面白くない。
湖畔の道を何とか復旧できないだろうか。

















周回して分岐点に戻ってきた。
そのまま直進する。


















しばらくダラダラと坂を下ると左手後方に湖畔の道の終点があった。
ここは入口から通行止めでもはや歩かれずに荒れるがままになっているようだ。

















ダム管理事務所が見えてきた。



















左手の坂を下っていく。
ここに案内板と解説板があった。


















下久保ダム右岸側に降りてきた。
ここから群馬県コースNo.1との重複区間になる。

















いよいよ日も暮れてきた。
急ごう。


















叢石橋まで降りてきた。
群馬県No.1と同じ場所だが、橋がチェックポイントになっているので、今度は橋の上の写真を撮った。
















一箇所巨石が集中しているところでまだ河原に降りてないところがあったので降りてみた。
ここも良いスポットだ。

















登仙橋に戻ってきた。
ここをゴールとした。


















登仙橋バス停に来るのは町営バスで駅までは行かないので、急坂を上り国道に出ると新町駅行きの馴染みのバスが来る今里バス停がある。
バスを待っているとすぐに日が落ちて暗くなってしまった。
やはりこの季節は行動時間が限られている。

少しするとバスが来たので、新町駅に向かい帰路に就いた。
         

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