2016年1月4日月曜日

              

関東ふれあいの道(群馬)『No.02渓谷を下るみち』

2016/01/04(月)

妹ヶ谷から神流湖湖畔の夜沢を繋ぐコースだが、序盤の三波川渓谷を上ったあとはあまりにも冗長すぎる林道歩きが待っているのみである。
渓谷沿いの道は暗い雰囲気の上に荒れており、季節によるものもあるだろうが想像しているような「渓谷」の様相を目にすることはできない。
林道では期待していた展望が得られることもないので見所は皆無でこのコースの価値はほぼない。

代案なのだが、林道ではなくせめて雨降山を歩かせるか県道177号を連絡コースとしてそのままNo.34の「桜山のみち」に繋げた方が良いのではないか。















旧妹ヶ谷バス停から県道を逆戻りしてNo.3との分岐点まで戻ってきた。
三波川を渡る。

















すぐに道が分岐しているが、どちらもすぐに合流するので好きな方を歩けばいいようだ。


















妹ヶ谷不動尊だ。
あとで気付いたのだが、境内に滝があったようだ。
見逃してしまった。
参拝し、チェックポイントの写真を撮った。















妹ヶ谷不動尊からすぐに三波川沿いに歩き始めるが、いきなり荒れている印象を受ける。


















水は澄んでいて美しいのだが、やはり流量が少なく迫力に欠ける感は否めない。
初春頃に来ると良いのかもしれない。

















ここは河を渡渉するようだ。
少し道が分かりづらい。


















再び渡渉する。



















行く手が土砂崩れで道が無くなっている。
ここでしばらく迷ったのだが、土砂崩れを越えたら砂防ダムの手前で右手の道によじ上るのがコースのようだ。
















斜面をよじ上ると写真の標識があった。
早く復旧してほしい。

















一度林道に出てくるが、すぐに左手の川沿いの山道に入る。


















砂防ダムを過ぎるといよいよ道は荒れてきた印象を受ける。
丸太で簡易的な橋が架かっているが今にも落ちそうで恐ろしい。

















川沿いを離れ、斜面に取り付く。
ここから急坂になり苦しい。


















涸沢を渡渉するところに木梯子があるが壊れて用を成してないので無理矢理よじ上る。


















急坂を上っていくと林道と思しき平場が見えた。
もう少しだ。

















林道に出てきた。
ここには案内板があった。
行く手に見えるのが雨降山だろうか。
















振り返ると御荷鉾山が見えた。



















歩いていくと一瞬だけ奥武蔵の山々が見える。
ずっとこのぐらい見晴しが良いといいのだが、林道で眺望が良いのはこの辺りのみで後はほとんど眺望が得られることはない。
















しばらく林道をダラダラと下っていくと展望台に着く。


















しかし展望台とは言っても写真のように木々の枝が邪魔でほとんど眺望は得られない。
しかし座れる椅子があったのでここで休憩がてらコーヒーを淹れてチョコレートを食べた。

展望台には少し蝋梅が咲いていて、案内板や解説板もある。















展望台から更にダラダラとした下りは続く。
やがて雨降山の登山口に着く。
流石に今から雨降山に登ろうという気持ちにはならない。

しかし上りでなくて本当に良かった。
上りだったら更に嫌になっていたことだろう。













短いトンネルを潜る。



















No.34との分岐点。
あともう少しだ。






































神流湖だ!
綺麗だなあ!
この長い林道歩きのあとだと殊更にカタルシスがある。
No.34との重複区間だがこれだけは素直に評価したい。
何と言ってもあの湖の向こう側は埼玉県なのである。
まだ2コース残っているが長かった群馬県コースを思い出す。
とうとうここまで来たのだな。

湖の背後に一際高く聳えているのは神山だろうか。










国道462号に降りてきた。



















国道に降りるとすぐに保美濃山バス停がある。
全く意識してなかったのだが、何と計ったようにちょうどバスの時間だった。
少しするとバスが来たのでそれに乗って新町駅に向かった。
















新町駅だ。
神流湖周辺はコースがいくつも分岐しているのでしばらくは拠点になりそうだ。
帰路に就いた。
         

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