2015年4月30日木曜日

              

関東ふれあいの道(群馬)『No.30寝釈迦のみち』

2015/04/30(木)

有給休暇を取得して歩いた。
積雪のため保留していたコースだが、いい加減雪も融けただろうから、今回歩くこととした。
山岳コースで20.4kmというと茨城県の『筑波連山縦走のみち』のようなハードなコースをイメージするが、実際には15kmほどが林道歩きで険しい山道を歩くのは5kmほどなので、体力的にはそれほど大変でもない。
行きの5kmはともかく、帰りの10kmの林道歩きは冗長で退屈である。
また、時計回りのルート設定をしてしまうと10kmもダラダラと林道を上り続けなければならず、精神的にかなり苦痛となりそうなので、コースマップ通り反時計回りのルートを推奨したい。
コースのトレースにこだわらなければ折場登山口に着いたら林道を右折して小中大滝を経由してNo.29をついでに歩いてしまった方が良いような気がした。

塔ノ沢登山口から賽の河原までは岩のゴロゴロした沢伝いの山深いルートを歩くもので、ありのままの自然を独り占めできる素晴らしいコースだった。
袈裟丸山の登山は折場登山口から登るのが一般的なようだが、塔ノ沢ルートを経由しないのはとてももったいないと思った。




沢入駅に到着。
八重桜やツツジが咲いていて綺麗だった。
8:55出発。
















渡良瀬川を渡る。
大きな真っ白な岩が河原にゴロゴロとしていて川が美しく映える。

















歩道橋を渡ると国道122号に出てくる。

















すぐに大澤寺がある。
参拝した。


















集落を抜けて急坂を上っていく。
治山工事をしているようで、狭い道をダンプトラックが行き交う。
少し辟易する。















すぐに林道を歩くようになる。
緩やかに坂を上っていく。


















林道に平行して沢が流れる。
大きく滑らかな岩の間を幾段もの小さな滝となって流れていく清流はまるで絵画のようで、心が洗われるような心地だ。














林業の作業小屋だろうか。
八重桜が咲いていた。


















9:50にコースの分岐点に到着。
右折して塔ノ沢登山口に向かう。

















段々と山深い雰囲気になってきた。
道に沢が近付いてきてとても美しい。

















途中、般若の滝というのがあったので見に行ってみた。
小さな滝だが新緑に映えて美しい。
















ここが塔ノ沢登山口のようだ。
一応入山カードに記入して先に行く。

















このボロボロの橋を渡るといよいよ山道に入る。
まだ大丈夫そうだが、近いうちに流失しそうな気がする。















山道は写真のようにしばらくは歩きやすく、軽快に進んでいく。

基本的に道は沢に沿って進んでいき、ケルンが沢山設置されているので、迷いそうになったらケルンを探せば良い。













何度か沢を渡りながら、沢を遡行するように道は進んでいく。
沢を流れる水はとても綺麗で、顔を洗ってみると冷たくてとても爽快だった。
人気はなく、こんな素晴らしい道を自分一人で楽しんでいるのがとても幸せに感じられた。












一度沢を離れて尾根を越えるようだ。


















尾根に登ると写真の大きな岩の上に寝釈迦があるようなので上っていく。
















岩の上に登るとお釈迦様が寝ていた。
誰が彫ったのか不明なのだと言う。
僧が山籠もりして彫ったのだろうか……
参拝をしてから、ここはチェックポイントなのでお釈迦様と一緒に写真を撮った。












尾根を越え、休憩所から少しコースを逸れたところにトイレと相輪塔の解説板があり、そこから相輪塔が見える……はずなのだが、木々の枝葉が邪魔してよく見えない。
このまま斜面をトラバースして行けばもう少し近付けそうなのだが、危険そうなので止めておいた。
木々越しにだが、岩が塔のように積み上がっているのが見えた。










再び沢沿いに道を進んでいくと、途中で道が崩落していた。
しかし、ここでふと右後ろを振り返ってみるとトラロープが設置されていて、高巻きの道が新たに付けられていた。














一度沢に降りて写真の場所を渡るのだが、その先でまた斜面を急登して高巻きした後、再び沢を渡る。
















沢を離れて再び尾根に向かって上り始める。
何やら小屋が見えてきた。

















避難小屋に到着。
流石に上りが続いたので疲れた。
少し休憩した。
















避難小屋から少し上ると賽の河原に12:30到着。
ここから前袈裟丸山山頂への道と分岐する。
















賽の河原はここだけ樹木がなく、岩がゴロゴロしていて荒涼としている。
ここで石を積むと死に別れた子供と再会できるという言い伝えがあるらしい。














賽の河原から少し歩いたところに展望台がある。


















展望台から赤城山を望む。
少し雲が出てきたが山影がはっきり見える。

















東側には袈裟丸山の峰々が見える。
袈裟丸山は前・後・中・奥と呼ばれるピークが4つある。
賽の河原から前袈裟丸山を目指すことが出来るが、このコースでは経由せずにこのまま下山する。

ここは景色が良いので展望台に腰かけ、おにぎりを2つとコーヒーを2杯ゆっくりと楽しんだ。









賽の河原の辺りでは可憐なアカヤシオが咲き始めていた。


















クマザサと雑木林の斜面を降りて行くとちょうど上ってきたグループとすれ違った。
「もうすぐ賽の河原ですよ」
「ツツジが咲いています」
と言葉を交わした。














斜面を降りていくと突然視界が開けた。
樹木の生えない日当たりのいい広い谷間に出てきたようだ。
















広くなだらかな谷を望む。
伐採跡のようでもないし、何故この谷の辺りだけ樹木が生えてないのだろうか。
ここはかなり急な斜面を下りるので慎重に歩いていく。














再び雑木林の中に入る。


















13:40、折場登山口に降りてきた。
何台か車が止まっていたので、袈裟丸山に登りに行ったのだろう。
















あとは10km延々と林道を下っていく。

















唯一の見所はと言えばときおり見られるムラサキヤシオだろうか。
ムラサキヤシオは林道の方を好んでいるようだ。
















15:00、コース分岐点まで戻ってきた。
下るのでもウンザリなのに、これを上ったら心折れるだろうな、と思った。














15:30、沢入駅に到着。
約6時間30分で踏破。
渡良瀬川を渡る橋から袈裟丸山が見えた。
長い距離を歩いたので足が痛い。
しかしとても充足感があった。
わたらせ渓谷鉄道に乗り、帰路に就いた。
         

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