関東ふれあいの道（栃木）『No.25稜線をたどるみち』（再訪）

2015/04/09（木）

このところ雨ばかりで気が滅入っていたので、晴れの予報を信じて有休を取得して太平山に桜を見にきた。
残念ながら午前中はずっと曇ったままで写真映えはしなかったが、綺麗な桜を見ることが出来た。
また、前日の降雪のあとで、山道は雪解けで普段とは違った景色を見ることが出来た。

まずは栃木駅から歩いて錦着山に来た。
盛りは少し過ぎているが、名の通り錦を着たような美しい姿を見ることができる。

錦着山から永野川を見下ろす。
ご覧の様に厚い雲に覆われていてしばらく晴れそうにない。

橋を渡って永野川緑地公園を歩いてみる。
ここも桜が綺麗だ。

さて、ここからはコースを逸れて太平山遊覧道路を歩く。
桜のトンネルが中腹あたりまで続いている。

菜の花も咲いていた。

ゴルフ場のある辺りが最も桜が綺麗だが、ゴルフ場の只中という立地は正直あまり気持ちよくはない。

桜並木はゴルフ場のある辺りまでのようだ。
そのまま太平山神社まで上ってきた。

茶屋で少し早目の昼食をとり、太平山神社で参拝してきた。

桜峠に向かって山道を歩いていくが、雑木林の中は樹木に積もった雪が解けて雨が降っているようだ。
栃木県県南部の低山では積雪することもあまりなく、太平山では特に珍しい光景だ。

山桜にも雪が積もり、幻想的な光景だ。

桜峠に到着。
峠の立派な山桜の古木が花を咲かせていた。
山桜特有の褐色の葉と雅な花の素朴な佇まいが美しい。
しかし、やや葉が目立ち華やかさには欠ける。
最盛期を過ぎてしまったのか、古木故に開花の勢いが衰えているのか。

花見をしながらしばらくコーヒーを楽しんだ。
これで天気が良かったら最高だったのだが……

馬不入山に到着する頃にようやく晴れ間が見え始めた。
天気予報が恨めしい。
馬不入山からの下山だが、やはりこの辺りは道が悪い。
急な斜面を下って行くが手掛かりが少なく、二度ほど転倒した。

途中ヤマツツジが咲き始めていた。

岩船町に降りてきた。
歩いて来た山を振り返る。

この後、岩船駅から帰路に就いた。
来年は晴れた日に訪れたい。