2022年9月17日土曜日

              

新・奥の細道(秋田)『No.29黒森黄金みち』

2022/09/17(土)

黒森山、大佐沢沼などを巡るコースだが、昔から放置されっぱなしでまともに歩けるコースではないようだ。
幸いにも新しく整備された車道があるので素直に迂回するのが良いだろう。















まずは国道からもう一度羽州街道に入る。











暑い……












この辺りがコースの起点のはずなのだが……
バス停も標識も見当たらなかった。
どうも気分が良くないので、スーパーの自販機で飲み物を買ってしばらく休憩した。
軽い熱中症だろう。





奥羽本線の跨線橋を渡る。












国道を潜る。












黒森山に向かって緩やかな坂を上っていく。
かつてはこの辺りの左手に黒森山への登山口があり、牧場の中を通るコースだったようなのだが、現在は牧場もなく、登山口の痕跡も見つけられなかった。
この車道自体が近年になってできたもののようなので、コース設定当時とはまるで状況が変わってしまっている。


ユメリアという温泉施設がある。
ここで再び休憩。
外が暑すぎる……
もう9月半ばも過ぎたのだから、そろそろ涼しくなってもらいたいのだが……
この施設も近年できたもので、その前はこの一帯までが牧場だった。
どこがコースだったかはもはや知る由がない。


現在はユメリアの側のここが黒森山への登山口になっている。
つまり、ここでようやく本来のコースに合流することになるのだが……悩む。
平成9年に発行されたガイドブックでは、その当時ですでに黒森山山頂から先のコースは腐り落ちた鉄階段と藪に埋もれている状態であり、最近このコースを歩いた者のレポートでも同様の状況が報告されている。
つまり、山頂まで行ってもまたここまで引き返してこなければならない。
悩んだが、今日はあまり時間もないので黒森山はパスすることにした。

かつての町営スキー場。
コースは黒森山からここに降りてくる。
町営スキー場自体が廃止されて久しいので、コースの状況は推して知るべしと言える。







ここまで広い車道だったが、ここで右の道に逸れる。











1車線分の狭い車道になった。
現在の広い車道が整備される前は、ここまで歩いてきた車道もこのぐらいの道だったのではなかろうか。








さて、コースは本来この辺りで左折して沢の左岸に渡り、少し尾根を歩いて大佐沢沼に至るのだが、やはり藪に埋もれているため、このまま沢の右岸を進む。








大佐沢沼に到着。












対岸のコースを眺める。
うーん、藪さえなければ行けそう?
冬とかなら歩けるかも知れない。









東屋と何か石造りの建物が見えた。
大佐沢沼には釣り人がたくさん居た。
ヘラブナが釣れるそうだ。








再度休憩。
暑い。











国道を横断する。












再び跨線橋。












刈和野の大綱引きという伝統行事があるそうだ。
公民館のようだが、ずいぶん立派な施設だ。









クジラの化石。
雄物川の河床で見つかったそうだが、かつてはこの辺りも海だったということだろうか。









終点にはやはりバス停も標識もないので、近くの浮島神社で休憩がてら、ここを終点とした。
そう言えば、案内板も見かけなかった。
近くに刈和野駅があるが、今日はまだ連絡コースを歩くぞ。
         

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