神宮寺嶽と羽黒山に登る周回コース。
神宮寺嶽は急登で一気に山頂へと登る低山。
眺望は無いが霊山の雰囲気は感じられる。
対して羽黒山は緩やかな山で、気楽なハイキングを楽しむことができる。
それにしても本当に変わった形をした山だ。
古くから信仰されてきたのも頷ける。
ううむ、あまり歩かれてないのかな。
下草が伸びている。
ネットでの記録を見ると、反対側の伊豆山から登ってくる人が多いようだ。
登山道がそのまま参道になっているようだ。
それにしても……もの凄い藪蚊の数だ!
今回最大の失敗は虫除けを持参してきていなかったことである。
このあと藪蚊から逃れるように、写真を撮るのもそこそこに、山頂まで駆け上がることになる。
暗い森の中なのでまだ藪蚊が多い。
ダラダラ登るより、こうやってガシガシ標高を上げていく道の方が、個人的には好きだ。
ただし、下りになると逆になる。
この山で視界が開ける数少ない場所だ。
ダケカンバの美しい森だ。
コースの下りは別の登山口へ降りるのだが、情報によるとかなり荒れていて、獣道のようになっているらしいので、下りもいま来た道を往復しようと思う。
もう汗だくで服がびっしょりだが、山頂付近で涼しい風が吹いてきて気持ちよかった。
緑色のトタン壁で風情も何もないが……とりあえず参拝。
山頂から下ろうとしたところで人とすれ違った。
汗だくの格好を笑われて少し恥ずかしかった。
恐らく伊豆山の方から来たのだろう。
下りはサクサク降りる。
今度は羽黒山へ。
ここが起終点だったようだな。
まずは左へ。
うっとおしいなあ。
本当に虫除けを持ってくるべきだった。
ここで息絶えたってことはないだろうから、猟か何かで死んだカモシカをここに運んできたのだろうか。
意外に古いもので、明治の頃からあるそうだ。
古刹の参道を思わせるようだ。
下りはこういう道が良いねえ。
もう本当に体中虫に刺されてしまった。
かゆいかゆい……
続けてNo.27コースへ。
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