2022年4月29日金曜日

              

新・奥の細道(秋田)『No.49はちもりの自然にふれるみち』

2022/04/29(金)

ゴールデンウィークを使って秋田県を歩く計画。
今回の目的地は男鹿半島。
さあ、無事にたどり着けるかな?

初日はあいにくの雨。
岩館漁港を抜け、山沿いの遊歩道を歩き、羽黒山に登る。
終点近くに真瀬渓谷があるのだが、雨のため断念した。














岩館駅に到着。
ここはまだまだ来るのに時間が掛かるところだ。
夜行バスで秋田駅までやって来て、そこから電車を乗り継いでやって来るともう11時をまわってしまっている。
さて、歩くかと思った矢先、パラパラと雨が降ってきた。
出鼻を挫かれてしまった。幸先が悪い。
まあ、今回の長い旅の間に天気が崩れても良いように、雨衣と防水のスマホカバー、それから今回から本格導入の新カメラ、SONYのRX0がある。
小型かつ防水で、画質もご覧の通り。
これで雨の中の旅も万全である。

前回渡った五能線の踏切まで戻る。
今回はそのまま直進する。









坂を下っていくと漁村が見えてくる。










岩礁。











漁村を歩いていく。











岩館漁港だ。
小さいが生活感のある港。










なにやら大きな岩がある。
立岩と言って、自分を思って人知れず死んだ娘を思い笛を吹き続けているうちに男が岩になったのだという。
須郷岬の笛滝にも似たような伝説があったな。
笛にゆかりのある土地なのだろうか?



五能線の橋梁。
石組みの格好良い橋脚だ。










漁港を抜けた。











国道に出てきた。











国道の陸橋を渡るとすぐに右折して国道を離れる。










レストハウス。
休憩するにはまだ早い。










森の中へ。











公園のようだ。
遊歩道を歩いていく。










あきた白神駅。
国道の向こうにハタハタ館という観光施設があるが、まだ休憩には早いかな。








林道に入る。
新緑の映える良い道だ。










再び国道。











ここから羽黒山に登る。











いきなり分岐だが、踏み跡の深い左へ行く。










どうやらごく最近に刈り払いがされたようだ。
これはありがたいな。









道沿いには観音像に覆屋が被せられ、花が供えられている。
この地でかつて財を成した船乗りがこの山に三十三観音を建てたそうだ。
今もこうして信仰を集めている。






古来「花見」とはこうして山に咲く桜を愛でることである。
もう葉桜だが、山に咲く桜はやはり趣深いものだ。








分岐点。
ここから国道に下れるようだが、コースは頂上の羽黒山神社を経由するはずである。
このまま登ろう。







しかし、分岐点から登って程なくして刈り払いが途絶え、道がなくなってしまった。
藪漕ぎして無理やり登ることも出来るが……下山路は刈り払いされているのか?
……しばらく逡巡した後、確実に国道に下れる可能性の高い、先程の分岐の先の道へ行くことにした。


こちらの道も荒れているようだな……
倒木を乗り越える。









ぐおお……











暗い杉の植林地に入ってしまった。
まずいな……
堆積した杉の落葉で踏み跡が全く分からん。







こんなところにシラネアオイが咲いていた。










少し迷ったが、培ってきた勘で何とか抜けられた。










畦道から国道へ。











秋田県最初のコースからいきなり妥協せざるを得なかったのは、やはり悔しい。









滝ノ間駅。











コースに合流。
ううむ、下山路も道がありそうじゃないか?
やはり少し藪漕ぎして山頂に行ってみれば良かったな……







そのまま国道を進む。











真瀬川。











真瀬川を遡っていけば真瀬渓谷がある。
しかし、約4.5kmの往復となる。
戻ってくるまで1時間は要すだろう。
あいにくの雨ということもあるし……残念だが今回はパスしよう。



五能線の踏切を渡り、左折。











少し歩くと八森駅だ。
ちょっと休憩して、そのまま次のコースを歩く。
         

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