2022年4月29日金曜日

              

新・奥の細道(秋田)『No.48大間越街道と史跡を尋ねるみち』

2022/04/29(金)

名瀑を背にひっそりと佇む白瀑神社は、まさに幽玄の雰囲気である。
海沿いから山間の田園集落を歩く、長閑な道だ。














八森駅の跨線橋で少し雨宿り。
雨の日は気軽に腰を下ろして休憩できないので疲れる。









コースを続けて歩いていく。
土手に桜が綺麗に咲いている。
雨の日の桜も風情があるなあ。









整備された公園。











再び海に出てきた……
ところで食堂を見つけた。
ちょうど腹が減っていたので入ろうか。








ここ、八峰町はアワビが特産で、白神あわびとして売り出しているそうだ。
ということで、あわびチャーハンをいただいた。
目の前の鉄鍋で焼いてたべさせる代物である。
これは絶品だったな〜。
あいにくの雨だが、海を眺めながらアワビに舌鼓を打ち、身も心も暖まった。


雨に煙る山が見えるのは、男鹿半島だろうか。
だいぶ近づいてきたな。
ここは椿海岸といい、岩礁に柱状節理が見られる。







海岸を離れ、国道へ。











国道を進むと鹿の浦が見えてくる。










鹿の浦からの眺め。
相変わらず白神山地が海に落ち込む景色が見られる。









日本海に注ぐ泊川の水門。
こういう土木構造物にはやはり目が行ってしまうな。









国道を離れ、泊川沿いを歩く。
五能線の鉄橋を潜る。










するとすぐに坂を上り、今度は五能線を上から見下ろすかたちになる。









台地の上に出てきたようだ。











長閑な農耕地帯だ。
これぞ秋田県といった風景だな。










農作と自然と、そこに暮らす民の慎ましい信仰と歴史。
日本は美しい国だ。









台地の上から海が見えた。
この海を眺めて暮らしてきたんだろうな。









標識がないが、ここは右だな。











台地から下りていく。











コースの見どころである白瀑神社に寄るぞ。










境内に入る。
なんだか名所っぽい雰囲気。










まずは参拝。











神社の裏手にある滝。
ううむ、これは神秘的だな。
いわゆるパワースポットというやつだろう。
慈覚大師が「世に比類なき霊場あり」と言って不動尊像を安置祈願したのも頷ける。
8月の例大祭では神輿の滝浴びという神事も行われるそうだ。
見てみたいなあ。


国道に戻ってきた。











ちょっとドラッグストアで食料なぞを買い込みましょうかね……
今日は素泊まりなもんでね。









妙なところに植わっている松の木は白瀑神社の参道の名残だろうか。









今日の宿に到着〜。
時間は17時過ぎ。
なんとか初日は無事乗り切った。
温泉はとろりとして薬効ありそうな良い湯であった。
疲れが癒える。
夕飯は先程買い込んだカップ麺だが……




2022/04/30(土)

翌朝。
快晴!
今日は晴れそうだぞ。
いや〜良かった。
では能代へ向けていざ2日目!






ホテルを出て間もなくコース終点。
続けて歩いていくぞ。
         

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