大山阿夫利神社を訪れる。
広く関東の信仰を集める大山の中腹を通るコースであり、神奈川県としては最大の目玉コースである。
寄り道も多いので時間を掛けて歩きたい。
せっかくなので大山の山頂まで登ったが、予想以上にハードだった。
苦労の甲斐あって山頂では素晴らしい景色を望むことができた。
さて、狙ったわけではないが、今日は300年ぶりの日向薬師の落慶である。
参拝は10時かららしいが、その前に平成23年より5年の歳月を掛けた改修後の晴れ姿を拝みに行こう。
前日の雨でしっとりと濡れた茅葺屋根が誇らしげである。
漆黒に塗られた外壁もどっしりと落ち着いた佇まいだ。
落慶の今日、見事に晴れ渡っていて縁起も良い。
阿夫利神社より日の当たる方にあるから日向薬師。
生まれ変わったその身に陽光をたっぷりと浴びていた。
手を合わせ、参拝してきた。
参拝した。
人気は無い。
渓谷沿いの道なら他県の方が素晴らしいコースがある。
それとも植林される前は風光明媚なところだったのだろうか。
道脇から山道に入る。
前日の雨の影響か、少し荒れていて岩も滑りやすく、歩きづらい。
ウォーミングアップには良いか。
途中に堂宇跡等もあるが、すでに面影はない。
かつては罪人がここへ駈け込めば助かったことから駆け込み寺とも呼ばれたらしい。
苦労の割には得る物は少ない印象だ。
参拝して岩屋を後にした。
九十九折で上っていく。
息が上がる。
穏やかな道になる。
人で賑わっている。
少し遅い朝食にゼリーを食べた。
ホームページでは落石に注意とされている区間だが、よく整備されたトラバース道で特に不安を感じるところはない。
人通りも多い。
参拝した。
風情のある滝だ。
ここがチェックポイントなので写真を撮った。
この辺りは紅葉も盛りと云った感じで、鮮やかに色づいた木々が参道を染め上げている。
また、人で大いに賑わっていた。
茶屋が並んでいたので、甘酒を飲んで休憩した。
参拝の行列が出来ていて、自分が参拝できるまでに少し時間を要した。
境内ではもみじ汁なども振舞われていて凄い盛況であった。
靄が掛かっていて眺望は良くない。
さて頑張るぞ。
まずは急な石段を上る。
ので、人だかりを追い越しつつ、ついハイペースになってしまう。
道も結構険しい上に前日の雨で滑りやすく、また距離も長いので徐々に疲労してくる。
脚が攣ってきた。
さすがにハイペースで上りすぎたか。
ここが山頂だ。
ふう、結構疲れた。
久しぶりに本格的な登山でアドレナリンが出て気持ちいい。
良い汗かいたな。
下社からちょうど1時間ぐらいで着いたようだ。
参拝してきた。
あちゃー……ちょうど雲が掛かって……なんて思っていると……
これは神様の粋な計らいとしか思えない僥倖だった。
素晴らしい景色だ!
江の島も見える。
千葉県から関東を一周してきて、再び海と相見えた。
「阿夫利」とは「雨降り」が転じたもので、その名の通り雨乞いの神社であるそうだ。
今日は雨が降らなくて良かったな。
山頂には茶屋などもあり、そこで売っているフランクフルトを買ってコーヒーと一緒に食べた。
この景色を見ながらゆっくりとコーヒーを楽しむ。
最高の気分だ。
もう少し人が少なくて静かであればもっと最高なのだが。
それにしても茶屋まで毎朝歩荷で食料を運んでくるのは大変だな。
ヘリコプターでも輸送しているのだろうか。
やはり往路は夢中になっていることもあり、時間を短く感じるらしい。
復路も往路と同じく1時間程度要した。
行列でペースを落としたせいもあるのだろう。
コースに戻り、裏参道と呼ばれる道を辿る。
歴史のある道のようだが、日向薬師から登ってきた道に比べるとやや荒廃している印象を受ける。
しばらく緩やかなトラバース道が続く。
大山と浅間山を繋ぐ尾根道を交えた辻になっている。
そのまま直進して蓑毛バス停に向かう。
石がゴロゴロしていて歩きづらい。
洗掘防止なのだろうが……
これなら土嚢の方が良い。
再度車道を横断するが、その先も同じ状況だ。
途中にみのげ茶屋という店があったので、遅い昼食にした。
塩むすびとコーラを注文。
いつだって塩むすびとコーラは美味い。
疲れた身体に塩分と炭酸が染みる。
ちょうどバスが発車するところだったので、飛び乗って秦野駅に向かい、帰路に就いた。
今日は中々疲れたが、充実した一日であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿