石小屋ダムから少し坂を上ると宮ヶ瀬ダムが見えてくる。
こっちも高位洪水吐から豪快に放流中だ!
ちょうど観光放流の時間なのでそれかと思ったが、どうやら今日は観光用ではなく調整のための本番の放流のようだ。
しなやかなアーチを描く鋼材と、ピンと張られたワイヤーの組み合わせが、洗練された感じがして美しいフォルムだ。
堤体積では国内の重力式コンクリートダム中最大らしいので納得のデカさだ。
右手には発電所がある。
あばばばば。
銃弾の嵐のように大量の飛沫が飛来してくる。
まるでシャワーだ。
まさに身体全部で体感する。
ダムはいいねえ。
覆い被さるような圧倒的な質量に遠近感覚がおかしくなりそうだ。
さて、インクラインに乗り込んで堤体上に行こう。
こういう乗り物が充実しているのも宮ヶ瀬ダムの良いところだ。
このインクラインは工事中使っていたものを転用したものだというから面白い。
広いなあ。
ダイナミックな景色だ。
高位洪水吐に加えて利水放流も始めたようだ。
川はますます増水しそうだ。
蛭ヶ岳も見える。
6月にあの山頂から宮ヶ瀬湖を見下ろしていたことを思い出す。
今は逆に見上げている。
何だか感慨深かった。
かなり水位は高いようだ。
熱中症で横になっている人も居た。
確かに今日は暑い。
今日は時間も遅いのでパスした。
高位洪水吐からの放流は終わったようだが、利水放流を始めていた。
減勢工の横から勢いよく放流していた。
普段この時間は止めているそうなのだが、今日は特別に動かしているそうだ。
今日は運が良いな。
愛川大橋バス停からバスに乗り、本厚木駅に向かった。
今日は遊び倒したなー。
充実した一日であった。
小田急線で新宿駅に向かい、帰路に就いた。
0 件のコメント:
コメントを投稿