さあ、関東ふれあいの道、最後の章のページを開こう。
一都六県を巡る関東ふれあいの道も、ついに最後の神奈川県に入る。
まずは南高尾から津久井湖へ降りる。
三沢峠まで緩やかな上りをこなせばあとは津久井湖まで下るのみで、距離も短いのでちょっとした散歩気分で歩ける。
途中、城山湖に寄り道したが、コースとしてはそれでちょうど良いぐらいだ。
峰の薬師は相武四大薬師の一つらしいが、正直に言って見るべき価値はない。
3ヶ月ぶりの高尾山口駅。
先週のお盆に続いて、ここのところもあまり天気が芳しくない。
今週も駄目かと思っていたが、予報によると日曜日は日中晴れ間があるとのこと。
今回は短いコースなので昼からでも大丈夫だろうと考え、遅めの出発となった。
国道に出て腹ごしらえをするためにとろろ飯の店に入る。
飯を食べていると、装束を着た一団が掛け声と共に外を練り歩いていった。
近くの氷川神社で祭りがあるようだ。
巫女さんもお昼に店に入ってきた。
とろろは美味であった。
梅ノ木平行きのバスが本数が少ないので、国道をそのまま歩いていく。
高尾ICの下を潜る。
高架が幾重にも錯綜していて、壮観である。
梅ノ木平バス停に到着。
ここからスタート。
国道を横断すると峯ノ薬師北参道口の碑がある。
右の小径に入る。
夏草が茂っている上に田んぼからの余水が道を流れていて、かなり不快だ。
しかし少しの辛抱だ。
うかい竹亭の脇を通る。
すると脇に沢の流れる気持ちのいい植林地に入る。
道も平坦で木陰が涼しく、散歩にはうってつけである。
高尾グリーンセンターを過ぎ、車両通行止めの鎖を跨ぐと東屋と案内板がある。
少しの間、上りをこなす。
労せず三沢峠に到着。
ここまで東京都No.1コースと重複で、神奈川県コースはここから峰の薬師に向かって下る。
しかし、今日はまず城山湖に寄り道することにした。
上ってきた方へ戻るような感じに坂を少し上ると榎窪山を通過し、三叉路に出てくる。
城山湖を周回してくるとここに再び戻ってくるのだが、九十九折に道を下る。
坂を下っていくと正面に発電所が見え、車道に降りてくる。
左折して坂を上り返す。
広場に出てきた。
城山湖を見下ろす。
本沢ダムの堤体の向こうに八王子市街の広がる関東平野が見える。
うーん、絶景だ。
ロックフィルダムだ。
広場から坂を下っていく。
下流側の堤体を眺望する。
緑の斜面が美しい。
夏のダムはいいねえ。
堤体に降りてきた。
堤体上を歩いていく。
城山湖を眺望する。
凪いだ湖面と夏雲。
蝉の鳴き声だけが響く。
夏の風景だなあ……(暑い)
洪水吐だ。
どこへ流れていくのだろう。
舗装道から再び山道に入る。
ここから先はアップダウンが多く苦しい。
アップダウンをこなしていき、草戸山を越え、途中の東屋から城山湖を見下ろせた。
三叉路に戻ってきた。
三沢峠に戻ってきた。
さて、改めて峰の薬師を目指そう。
電波塔の脇を通る。
粘土質の滑りやすい坂を下っていくと(一度派手にコケた)、RC造の倉庫のような素っ気ない建物が現れる。
どうやらこれが峰の薬師の奥の院らしい……
何故こんな味もへったくれもない意匠なんだ。
本尊を安置するにしても素っ気なさすぎる。
奥の院から坂を下ると津久井湖と相模原市街の展望が開けた。
薬師堂だ。
参拝した。
鐘撞堂がチェックポイント。
写真を撮った。
少し分かりづらいが、社務所のある境内の広場に出てきたら九十九折に写真の道に入る。
熱中症なのか、少し頭がボーっとするので、自販機でジュースを買って呷った。
少しマシになった。
陰気な雰囲気の坂を下ると集落に降りてくる。
三嶋神社の祭礼らしく、山車が出ていた。
県道に降りる。
途中、三嶋神社に寄り道する。
参拝してきた。
しばらく県道を歩いていくと右手に水の苑地が現れる。
湖畔の公園だ。
水の苑地に津久井湖記念館がある。
時間的に閉館ギリギリだったが、城山ダム、本沢ダム、道志ダムのダムカードをもらった。
後者二つは証拠に写真を見せないともらえないので注意だ。
国道に出てきたところに城山高校前バス停がある。
ここがゴール。
ちょうどバスが来たので橋本駅に向かった。
橋本駅に到着。
京王線で新宿に向かい、帰路に就いた。
今日は午後の山行がったが、中々楽しかった。
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